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Noside
_数十分後
「…っん…ぐ…」
「もっと!もっとだよ!中也っ!」
Aは心底嬉しそうに、ニコニコとして云う。
「ずっと…こうしてみたかったんだ…!
_目一杯私の好きなデザァトを、誰かに食べさせてあげたかったの!!!!」
そう云うAの手にある皿の上には、一口サイズのケェキが規則正しく並べてある。
Aは目をキラキラとさせて中也にもっと食べさせようとフォークをケーキに刺す。
「…っゲホッ!もういい加減にしろ!」
むせて顔を真っ赤っかにさせた中也が、少し苦しそうに云った。
「まだ!まだあるよ中也!!!」
「うぇ…甘いモン食い過ぎて気持ち悪い…」
「中也、ダメだよ!ネバーギブアップだよ!!!」
ガッツポーズで活き活きとそう云うA。
「巫山戯んな手前俺を殺す気か。
…っつーか、手前何でそンなに嬉しそうなんだよ」
中也は、はぁ、と溜息を吐きながら問う。
Aは何処か遠くを見つめながら、
「…人がさ、嬉しそうにご飯とかスウィーツ食べてるの見ると、私まで幸せになるんだよね…」
と、まるで名
「今さっきの俺の何処が幸せそうに見えるンだよ手前の目は飾りモンなのか」
「一息でそんな長い台詞を云えるなんて凄いわぁ肺活量あるねキミ」
「おっしゃ喜べ今からこのグッズ俺が粉々にしてやるよ」
「すみません違うんです先輩やめてください
土下座でも何でもするんで許して下さい先輩」
中也が云い終わった途端に、即座に土下座姿勢になるA。
「(あっ…コレ使えるな…)
取り敢えず、もう終了時間経過してるみてェだから次行くぞ」
「えっ…まだ食べたい…食べさせたい…」
そうAが呟くと、中也は目を見開き、顔を青くさせる。
『もう二度と此奴(A)とはバイキングに行かねェ』
そう心の中で密かに誓った中也だった。
ーー
想像以上に長引いた…でも楽しかったです。後悔はしてません()
次は最後の、水族館編です!
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氷華(プロフ) - 自分のペースでゆっくり書いて欲しいです(*´ー`*)これからも応援してます!! (2019年2月25日 22時) (レス) id: ed00fd4798 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレヰト - とても面白いので、ふっとネタが降りて来た時にでも書いてくれれば嬉しいです!別に、文がおかしくても構いません!間違えたら直せばいいんです!検討お願いします! (2019年2月17日 19時) (レス) id: 9bf0bfde55 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 自分のペースでのんびりと書いてもらえればうれしいです。この作品の中好きだったので(半分ないよう覚えてないや。汗)とにかくこの作品、途中半端で終わらさずゆっくりでいいのでつづきお願いしますm(_ _)m (2019年2月11日 20時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 続きをオオオオオオオオーーーーーーー(///ω///)♪ (2018年5月6日 21時) (レス) id: 14ed024632 (このIDを非表示/違反報告)
雨傘響音(プロフ) - あれ…中也さん、夢主誘った本来の目的は…?(;´・ω・) (2018年4月7日 14時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お布団@自宅警備隊No.7 | 作成日時:2017年6月19日 19時