総統の独占欲 ページ4
〜〜 gr said〜〜
絶賛、日本は夏真っ盛りである。この時期、Aは大量のアイスやら炭酸飲料やらを買い込む。買い物も基本は、ネットで注文するという出不精っぷりである。
ただし、変に律儀なアイツは毎朝4時のランニングや、昼前にやる2時間の筋トレは欠かしていない。
今日も、Aは朝からランニングへ出掛けていった。いつも10キロは走ってくる．．．よくやるもんだ。
『アレ？帝都起きてたんだ』
タオルで汗を拭いながら、こっちを見るAは少し驚いていた。
gr「お前こそ こんなに暑いのによく走りに行けるな」
『朝とかは比較的涼しいからな』
gr「無理はするなよ」
『うん ありがと シャワー浴びてくるね』
ーーーーーー
シャワーを浴びてきたAは、短パンにタンクトップという何とも涼しげな格好で戻ってきた。
『帝都〜 朝飯何がいい？』
gr「和食を希望するゾ」
『はいよ〜』
Aは、あまり人前で肌を晒す格好をしない。しても、俺の前だけだ。その事実になんとも言えないモノが俺を満たしているのを俺は理解している。
Aの無防備な姿や、寝起きのボーっとしている姿、甘えてくる姿を見れるのは俺だけだ。
だからこそ、Aに触れたり、馴れ馴れしい態度をとる奴には嫉妬して仕方ない。
学生時代は、俺の能力をフルに使って女子、時に男子がAに向ける恋心を遠ざけた。
ドイツにAが居た頃、彼女が出来たとアイツが報告する度に気が狂いそうになった。
とは言え、Aの世話焼きなところや甘やかし過ぎなところが別れる原因になったり、誰にでも分け隔てなく接するところに嫉妬したりで別れたりしているそうだが、俺からすれば殺してやりたいくらいに羨ましい。
『帝都 朝飯出来た〜』
gr「美味そうだな！」
Aが日本に戻って来る連絡が来た時は、歓喜に震えたものだ。また、2人きりに戻れると思えば思う程にAの帰国が待ち遠しかった。
やっとやっと、俺の側に置いておくことが出来る！そう思うだけで、天にも昇る気分だった。
タトゥーを入れた事には驚いたが、それもまたAの魅力を引き立てていると思えば、全く嫌に思えなかった。
『帝都 今日は何しようか？』
gr「仕事の方は大丈夫か？」
『昨日のうちに終わらせておいたから大丈夫』
gr「今日はHOIをやろう」
『ご指導よろしくお願いします』
ああ 本当に2人だけの時間が愛おしい。
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こまち - 個人的に好きな作品なのでよく読ませていただいてます。ちょっとした小話なのですが恐怖の森のトンネルではよしえさんが確定では無いですが、来るので扉を開けてギリギリで良ければ行けますよー。 (2020年6月21日 10時) (
レス) id: 7ad0432a29 (このIDを非表示/違反報告)
kuroneko0315(プロフ) - わざわざありがとうございます！変更しておきました！ (2019年8月7日 15時) (レス) id: 8c20520f96 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - すみません失礼します。Dark Deceptionの貴族の回はあっち向いてほいよりだるまさんが転んだじゃ無いですかね？小説は面白くて好きです！そこが気になったのでコメントしました。これからも頑張ってください！ (2019年8月7日 12時) (レス) id: 78bdcf06ba (このIDを非表示/違反報告)
森ちゃん(プロフ) - グルさんが可愛すぎたので爆発四散しましたが私は元気です。これからも無理しない程度に更新頑張ってください。 (2019年8月2日 17時) (レス) id: add93c3575 (このIDを非表示/違反報告)
kuroneko0315(プロフ) - ﾄｼさん» dbdとか13日の金曜日とかのホラー系が好きなので (2019年7月22日 16時) (レス) id: 8c20520f96 (このIDを非表示/違反報告)
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