久しい者 ページ12
【すまない…A…すまなかったっ】
またこいつだ
薄暗くて見えないけど、誰かが泣きながらひたすら謝ってるんだ
やたら謝られても意味がわからない
いい加減にやめてほしい
【俺は…もう一度…きみと…】
もうやめてくれ
__________
___
「大丈夫か?A」
『…はく、じ』
昨日家に泊まった狛治
こいつとは幼馴染でもあり腐れ縁でもある
昔から何かと隣にこいつが居てくれた
恋人の恋雪がこの間退院をしたため昨日からキメツ学園に通い始めた
久しぶりと言うのは恋雪が病入院をしているとき付きっきりで狛治は病院に通っていた為会っていなかっからだ。もちろんAも何度か顔は出していた
「おはよう、恋雪さんが朝食を俺に持たせてくれた。食うか?」
『…』
「食えそうにないか」
『ごめん』
「無理に食わなくてもいい、おまえは逆に吐くからな」
『…温かいものなら』
「!、あぁスープもある」
こいつといるととても楽だ
『う”っ…』
「大丈夫か?また痛むのか」
『…いや、なんでもない』
時々腹が痛くなる、生まれつき傷があるが特に気にしたことは無い。気にすることでもない
「そろそろ行くぞ遅刻する」
『恋雪さんと行かなくていいのか?』
「友達付き合いもあるだろ。気にせず行くぞ」
やっぱりこいつの隣は落ち着く
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革ベルト
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時雨 - な…泣く…素敵な小説を書いてくれてありがとうございます… (2021年3月16日 10時) (レス) id: 3067d420d6 (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - 蓬莱寺さん» ありがとうございます!コメントが私の頑張る糧になります!もう少しお付き合い下さい (2021年1月15日 1時) (レス) id: 6f93d0d76b (このIDを非表示/違反報告)
蓬莱寺(プロフ) - 鬼滅編・現代編と続けて読みました。続き楽しみにしています (2021年1月14日 8時) (レス) id: de353d3df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テララ | 作成日時:2021年1月4日 3時