爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part5 (ページ28)

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お部屋披露大会ページ28

1棟1クラス、右が女子棟左が男子棟に分かれており1階が共有スペース

食堂や風呂、洗濯、中庭付き

エアコン、トイレ、冷蔵庫にクローゼット付きの贅沢空間

「ベランダもある…すごい」

「我が家のクローゼットと同じくらいの広さですわね…」

「豪邸やないかい」

「とりあえず今日は部屋作ってろ明日また今後の動きを説明する、以上解散」

『わたしは…』

「お隣さんだ！」

お茶子の隣でした

***

コンコンッ

片付けが済みのんびりしていると部屋をノックされた
扉を開くと急に腕を捕まれ目の前にいた芦戸と麗日に連行されました

「いっくぞー！」

「ごめんね～」

『え～』

共有スペースに向かうと男子達が集まっていた

「部屋できたー？」

「うん、今くつろぎ中」

「あのね！今話しててね提案なんだけど！
お部屋披露大会しませんか！？」

『え”めんどくさい…』

「ハイハイ逃げようとしないでね～」

だから掴まれてるのか

寝ればよかったと少し後悔したAだった

緑谷ルーム

「オタク部屋だ！」

「憧れなんで…恥ずかしい…」

『うっっわぁ…』

「フン、くだらん」

「「…」」

常闇ルーム

「黒！怖！」

「貴様ら…」

「剣だ…かっこいい…」

「出ていけ！」

青山ルーム

「まぶしい！」

「ノンノンノン眩しいじゃなくて
ま・ば・ゆ・い！☆」

『想定の範疇を出ない』

「あと二階の人は…」

峰田ルーム

NG

「入れよ…なぁ…」

尾白ルーム

「普通だ」

「普通だすごい！」

『ふつーだ』

「言うことないならいいんだよ？」

飯田ルーム

「難しそうな本がズラっと…さすが委員長！」

「おかしなものなどないぞ」

「メガネくそある」

『割ろう』

「やめたまえ！」

上鳴ルーム

「チャラい」

「手当り次第って感じ」

「え！？よくねー！？」

口田ルーム

『かわいい…』

「うさぎ！」

「ペットはズリぃよあざといわァ」

『かわっ』

「釈然としねぇ」

「奇遇だね、俺もしないんだ釈然」

「そうだな」

「ぼくも☆」

「男子だけが言われっぱなしってのは変だよなぁ？
「大会」っつったよな？
なら当然、女子の部屋も見て決めるべきじゃねぇのか？

誰がクラス一のインテリアセンスか全員で決めるべきなんじゃねぇのか！？」

女子による容赦のない舌剣が男子の競争心に火をつけた

「いいじゃん！」

「え」

『え”』

第1回A組ベストセンス決定戦が今始まる