爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part4

綺麗事 ページ28

『ここに少し隠れてて』

「あんたは…」

ニコッと一つ笑みを向けると何も言わず洸汰くんの元を離れる



「必ず助ける！？どうやって！？
実現不可の綺麗事のたまってんじゃねぇよ！

自分に正直に生きようぜ」


『皆正直だよ、嘘でもないよ


お前は倒すから』



「ぐは！？」


敵の頬にAの拳が入る、その前頭を掴み膝でさらに追い討ちをかけデクと敵の間に距離をとる



「Aちゃ…ん」

『安全なとこに洸汰くん移したよ』

「よかった…」


治癒を受けながら安堵の笑みを浮かべるデク


『ウォーターホースもこんな風にいたぶって殺したのか』

「あぁ？なんでてめぇがそんなこと…あー、さっきのガキはあのヒーローの子供か

ウォーターホース…この俺の目を義眼にしたあの二人だ」

『お前達のせいでいつも誰かが不幸になる』


「責任転嫁するんじゃねぇよ、俺だって別にこの目のこと恨んでねぇぞ？俺はやりたい事をやってあの二人はそれを止めたがった

お互いやりてぇ事をやった結果さ」



鳴き声が聞こえる


すすり泣く声だ



『お前がっ』

「悪いのは出来もしねぇ事をやったヒーロー共だ！！」

『お前だろ！！！』



メキッと地面に卑劣が走るバキバキバキと敵に向かって割れた地面の瓦礫が伸びる


瓦礫で目くらましをしてその地面の更に置く深く


『凍れ』


氷結で足場を固める、一瞬敵の視線が下を向く
それが打開策だ



「これで速さは関係ない

ヒーローは命賭して綺麗事実践するお仕事だ！！」



ワンフォーオール100%

無茶してこそ→←賭せ！ヒーロー

ラッキーカラー

あずきいろ

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