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あれから何時間経っただろうか
シャーペンがノートの上を走る音しか聞こえない
時計を見るともう11時、気を抜いたらあくびが出てしまった
平｢眠たい？｣
｢ちょっとね｣
��｢俺も疲れた〜眠い、、、｣
永｢もう11時やもんな、明日もあるしそろそろ寝る？｣
中｢そうだね｣
｢じゃ、また明日ね｣
私は結衣と一緒に自分の家に帰った。
と言ってもすぐ隣だけどね
お互い疲れてるのだろう。布団に入っても会話はない
さっきまで眠たかったのに何故か目が覚めている
突然、結衣がはなしかけてきた
中｢ねぇ、あんたさ好きな人いるでしょ｣
｢そう思った理由は？｣
中｢ふとした瞬間に�盒兇�んを見つめてるから｣
｢相手までわかってるんだ(笑)｣
中｢あんなに苦しそうな、愛おしそうな目で見てるんだから気づくに決まってるでしょ｣
｢そんな目してる？｣
中｢うん。で、いつから好きなの？｣
｢文化祭の日かな。でもね私はこの気持ち伝えられないんだ｣
中｢なんで？｣
｢海人くんはね、好きな人がいるの。ずっと会いたい人がいるんだって教えてくれたんだ｣
中｢会いたいだけでしょ？なにも好きとは言ってないんじゃん｣
｢ううん、その女の子の話をしてる時恋してる顔してたんだ。それこそ愛おしい顔｣
中｢それで、諦めるの？Aの気持ちはそんなものなの？他に好きな人がいるなら、振り向かせたらいいじゃん。大切なのは自分の気持ちだよ｣
｢そう、、、だね。でも今すぐは無理。私にはまだ気持ちを伝えるほどの勇気がない｣
中｢絶対伝えなさいよ｣
｢うん、約束する｣
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作者名：ひなた | 作成日時：2019年11月17日 17時
