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��｢お弁当楽しみだな〜｣
平｢俺もうお腹すいてきちゃった｣
永｢それは早いやろ(笑)｣
｢とりあえず午前の予選頑張らないとね｣
��｢俺紫耀とAちゃんのお弁当いつも美味しそうだなって見てたからめっちゃ楽しみ！｣
中｢確かにAママの料理美味しいよね｣
｢そんなこと言ったらお母さん調子乗っちゃう｣
永｢お弁当で盛り上がってるとこ悪いけどそろそろ行かなやばいで｣
平｢やっべ！！急げ〜｣
永｢ちょ、そんな走らんでもいいやん｣
グラウンドに走っていった紫耀を呆れたように追いかける永瀬
結衣もその後を追いかけていった
ってことで自動的に取り残されたのは私と海人くんの2人
｢私たちも行こっか｣
海人くんに笑いかけて歩き出す
��｢ちょっと待って、、、｣
｢どうしたの？｣
��｢あのさ…無理にとは言わないんだけど、ハチマキ巻いてくれない？｣
｢ハチマキ？いいよ｣
��｢いいの?!｣
｢断る理由なんかないよ(笑)ほら、ハチマキ貸して早くしないと怒られちゃう｣
��｢ありがとう！｣
深刻そうな顔してたから具合でも悪いのかと思った
ハチマキ巻いて欲しいなんて可愛いお願いされちゃ断れないでしょ
｢海人くんの髪ふわふわだね。犬みたい｣
��｢そう？｣
海人くんのふわふわの髪を触りながらハチマキを結ぶ
｢うん。はい、出来た……よ｣
��｢俺はAちゃんの髪の方が綺麗だと思うよ｣
つけ終わって顔を上げると海人くんが至近距離に居て思わず視線を逸らした
｢そうかな、ありがとう。紫耀たち待ってるから行かないと｣
鳴り止まない心臓を落ち着かせるようにその場から離れる
海人くんはニコニコしながら追いかけてきた
��｢待って！置いてかないでよ〜｣
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作者名：ひなた | 作成日時：2019年11月17日 17時
