君と紡ぐ1ページ【K.T】 (ページ18)

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急いで集合場所に向かったけどその努力も虚しく少し遅れてしまった

そこには壁にもたれかかってスマホをいじっている海人くんが居て

尋常じゃないほどのきらきらオーラが出てる

周りの女の子の視線は釘付け。

でも海人くんはその視線に気づいてないんだろうな

これ以上待たせるわけには行かないから小走りで向かいながら声をかけた

｢ごめんね遅れちゃった｣

髙｢俺もさっききたとこだから大丈夫だよ！｣

なんて言うけどさっき来たなんて嘘

事前に紫耀から10分前には必ず集合場所に来るってことを聞いてたから

髙｢じゃあ行こっか｣

｢今から大量の買い物だ～｣

私たちが向かったのは近くのショッピングモール

色んなジャンルのお店があった買い出しにはもってこいの場所

まずは衣装用の布を買った

｢それにしてもこの量はやばいね、、｣

髙｢俺たち当日何着せられるんだろう｣

赤に黒に黄色に白にピンク、その他にも色んな色の布

中には金色の布もあった

｢配送サービスあってよかったね｣

髙｢ほんとだよ、これ持って帰るのは無謀だ｣

幸いなことに配送サービスがあって学校に全て送ることにした

装飾品も買って、必要なものは揃った

｢思ったよりはやく買い終わったね｣

髙｢まだ1時かとりあえずお腹すいたしお昼ご飯食べない？｣

｢そうしよっか！｣