目にした光景 ページ19
Aはキャプテンの腕を引っ張り
タワーを後にした。
２人並んで歩き
(メモとか渡されなかった？)
キャプ「渡されてないな」
(適当にかっちゃおう！)
人通りが多い街の中を歩いていれば
あるお店に目が止まり
立ち止まるA
キャプ「どうした？」
そのお店の中にいる人をじっと見ている
(クリント………)
キャプ「バートン？」
キャプテンが店を見れば
クリントと元彼女がお茶をしているではないか
(仕事だって………)
Aの瞳から溢れ出す涙
キャプ「言ってこよう」
店に行こうとするキャプテンの腕を掴み
(いい、もういいから)
歩き出したAの後を追っていくキャプテン
キャプ「A………」
(……私じゃ駄目なんだ)
止まらない涙キャプテンは
裏路地にAを連れて行き
キャプ「何か理由があるんだ。」
(彼女のことも話してくれない、仕事だって嘘言って会う理由なんて決まってる)
キャプテンはAを抱きしめ
Aはキャプテンの胸で泣きつづけた
しばらくし
キャプ「落ち着いたか？」
(………うん)
キャプ「帰ったらバートンに聞いてみろ」
首を横に振り
(怖くて聞けないよ)
キャプ「聞かないままでいいのか？」
(………)
何も言えなかった。
そのあと買い物をして
冷たいジュースで瞼を冷やし
タワーに帰宅したのは夕暮れになっていた
キャプ「ただいま。」
ナタ「遅かったわね」
(ちょっと混んでて)
ナタ「そうだったの、買い物ご苦労様」
リビングに行けば
そこには、クリントが帰ってきていた
クリ「お疲れさん」
(ただいま。クリントも仕事お疲れさま。)
そうゆうとクリントはバツが悪そうに
クリ「あぁ。」
短く返事をした。
その日見た事は思い出さないようにしようと
そう思っていた
ナタ「バートン香水かえた？」
クリ「いや………」
ナタ「甘い匂いがするわ。」
クリ「そうか？」
キャプ「そうだな、甘い香りがする。」
ワン「Aは香水つけないものね。」
(………うん)
Aはキッチンに向かい料理を作る
涙と震える手を抑えながら
ピエ「もしや、浮気？」
ガッシャーン！！
流しに皿を落としたA
(手が滑っちゃった)
キャプ「大丈夫か？」
(大丈夫！あはは)
ワン「浮気なんてしないわよ。」
ナタ「それもそうね。」
クリ「皆んなしてなんだよ。」
正直冷や汗が出たクリントだった。
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アヤ - 一気読みしてしまいました！とても面白いです！！更新楽しみにしてます♪ (2019年9月29日 19時) (
レス) id: 01692cde54 (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - あみさん» 同じホークラブな方に喜んで頂き嬉しいです。コメントありがとうございます。 (2019年9月9日 22時) (レス) id: fe6a8730ff (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 本当に本当に面白いです！ この小説読んでもう3回くらい泣きました。更新楽しみにしています！応援しています。ホークアイラブです。 (2019年9月9日 19時) (レス) id: 1c865a3f02 (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - noraさん» 更新が遅くなっていますが、楽しみにしていてくださり嬉しいです。コメントありがとうございます。 (2019年9月7日 21時) (レス) id: fe6a8730ff (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - 戦国娘さん» どんな風に出そうか迷いましたが喜んで頂き嬉しいです。コメントありがとうございます。 (2019年9月7日 21時) (レス) id: fe6a8730ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナミ | 作成日時：2019年9月1日 0時
