彼の本音 ページ20
墓地にくれば
野原に咲いている花を一輪取り
妹の墓にそなえる
(こんなお姉ちゃんでごめんね。)
言いたい事は沢山あった
思い出もあった
妹ができた喜びも
笑顔でおねぇちゃんと呼ぶ声も
走馬灯のように蘇る
(……ヒック……ごめん、ごめんなさい。)
それを遠くから見ていた３人
スタ「バートン………」
クリ「なんだ………」
スタ「この前の夜のこと覚えてるか？」
クリ「この前の夜？」
スタ「君がAはガキだから興味ないって言った日だよ。」
クリ「それがなんだ。」
スタ「彼女、聞いていたみたいだ。」
バナ「僕は気づいてたよAがいた事。」
振り返ったクリントは驚いた顔をしていた
スタ「ずっと、自分が子供だから皆んなとは違うとか寂しそうだったぞ。夜中、泣いていた。」
フィル「そんな事いったのか………」
クリ「聞いてたのか………。」
まさか、聞いていたなんて思いもしなかった。
クリ「俺はAを大事だと思ってる。それはほかの皆んなと同じだ。だが………」
その先の気持ちがなんなのか
クリントにはまだ、はっきりわからなかった。
スタ「それも引き金になったんじゃないのか。」
フィル「あるかもな………。」
クリントはお墓の前にいるAのとこに行けば
Aはクリントを見上げ
差し出された手を取る
涙を拭いてやり
クリ「この前の夜の事、聞いてたんだって？」
(………うん。)
両手でAの顔を包み
おでことおでこをくっつける
クリ「お前の事は大事だ、それは変わらない。」
(………でも私は皆んなよりずっと子供だから)
クリ「あの場で恥ずかしくて大事だなんて言えるかよ。」
(そうなの？)
クリ「大人の男はそうだ。」
Aの額にキスをして
体をぴったりとくっつけて抱きしめる
クリ「Aを大事に思ってる。」
(わかった。言ってくれてありがとう。)
クリ「信じてくれるか？」
(うん、信じる。)
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ナナミ(プロフ) - スイカさん» まだまだこれからですよ！(*´ω`*)更新がんばります！コメントありがとうございます！ (2019年6月21日 19時) (
レス) id: 162c0f6f4e (このIDを非表示/違反報告)
スイカ(プロフ) - まさかこんな事になるなんて（ ; ; ）更新頑張ってください！ (2019年6月21日 19時) (レス) id: 575ffa8c3a (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - アルトさん» コメントありがとうございます！励みになりますー！┏○ﾍﾟｺ (2019年6月19日 20時) (レス) id: 162c0f6f4e (このIDを非表示/違反報告)
アルト - いつも楽しみにしています！更新頑張って下さいo(`･ω･´)o (2019年6月19日 17時) (レス) id: 199302a2c7 (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - ミルクティーsサイズさん» コメントありがとうございます！励みになります。落ちはですねー。スタークさんではないんですよぉ。ごめんなさい(；д；) (2019年6月18日 19時) (レス) id: 162c0f6f4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナミ | 作成日時：2019年6月15日 23時
