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7.俺は迫られる ページ8

その鳥肌は気持ち悪いからではなく、単純に恐ろしいからである

甘過ぎる彼の声色は何処か色っぽく、思わず「お前どっからそんなの覚えてきたの……」と言ってしまいそうになる

『え、あっ、ちょ』

しかもあろう事か、その声色のまま耳元で名前を呼ばれてしまい、ビクリと肩が上がる

俺の耳が溶けてしまうのではないかと思う程に甘いその声にとうとう我慢できなくなり_______

『わかっ、た。よし、分かったから……取り敢えず耳から顔を離そうな』

そう言ってぐいぐいと近すぎる身体を引っぺがす

俺の肯定の言葉を聞くや否や、彼の顔はぱぁっと明るくなり

「最初からそう言えば良かったのに〜」

そう言ってご機嫌笑顔でまた頬を突き始めた。なんでまた突いたのかは謎だがやめてほしい

しかし俺は気付いていなかった、彼とのやり取りを蓮華ちゃんに見られていることに……


_______________________

班分けが終わった所で、俺は帰宅部なのでそそくさと帰ることにして、ロッカーから靴を取り出した

「やっほ、黒木君。もう帰るの?」

俯き気味だったのだろう、ひょこっと顔を除くようにして現れたのは超絶美人なクラスのマドンナ、蓮華ちゃんだった

『俺、部活入ってないから……』

そう言って苦笑いをする俺の内心は暴れ、踊り狂っているが、それを悟らせない様にするのも紳士たる者の努めではないだろうか

「へぇ、以外。黒木君って運動神経良いから、てっきり運動部に入ってるのかと思ってた」

驚いているのだろうか、少しだけ目を見開いた彼女は今日も可愛い。ていうか俺今褒められなかった?運動神経良いですって!運動続けててよかった

『一応、日課で運動はしてるからね』

そう言って紳士的スマイルをする俺。大丈夫だよね?ちゃんと笑えてるよね?ニヤけてないよね??

なんて心配も、彼女の口から唐突に吐き出される言葉によりブッ飛んだ

「急にこんな事聞くのもアレなんだけど……黒木君ってさ、彼女とかいるの?」







『_______はぇ?』

この時、俺の思考は変な声と共に何処かへと抜け落ちてしまった

8.俺は彼女欲しい→←6.俺は願う



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設定キーワード:オリジナル , BL , 男主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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名無し - もー、最高ですね!最高過ぎて、自分の趣味にドンピシャ過ぎてやばかったです!!占ツクの小説の中でこんなに素敵な作品に出会えて嬉しく思います!応援しています!!更新を楽しみにしています!! (10月25日 20時) (レス) id: 8a6f5e2681 (このIDを非表示/違反報告)
白餅はるた - コメントありがとうございます。楽しんで頂けて嬉しいです(*´˘`*) (9月16日 11時) (レス) id: a9242b218f (このIDを非表示/違反報告)
- すっごく面白いです!!更新楽しみにしています!!頑張ってください! (9月15日 8時) (レス) id: 628edc4d83 (このIDを非表示/違反報告)
不知火 綏狐(プロフ) - 更新乙です!楽しく読ませてもらってます。頑張ってください!! (9月12日 1時) (レス) id: be50111302 (このIDを非表示/違反報告)
白餅はるた - いつも見て頂きありがとうございます(*´˘`*)ルームメイト含め、色々伏線貼ってます笑 (8月30日 0時) (レス) id: 73aeae2a40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白餅はるた | 作成日時:2018年6月23日 22時

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