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10.俺は抵抗するで ページ11

「ん、ん……」

『やめっ、ん………っぷは、ちょ………!』

謎の攻防により、離れたかと思えば近付けられの繰り返しで何度もキスされる。そろそろ腕が辛い

しかし俺だって別に非力な訳ではない、高校から運動部はやめたとはいえ、自主トレーニングをやっているのだから



だから勿論抵抗するで、頭で



『やっ、めろおぉぉぉ!!!』

そう言って頭突きをかまし、怯んだすきに逃れようとする


__________が

「いっだ……」

そう言って顔を顰める弟。俺もかなり痛かったがざまあみろ

と思った矢先に

「でも、自分から来てくれるなんて積極的」

女の子も見ればイチコロな程の笑顔と甘過ぎる声。それは今の俺にとっては恐怖でしかなかった

『は……?おい…っ!!』

頭突きにより崩れた体制を利用され、ピッタリと密着される

『いい加減っ、目を覚ませ!!』

そう言いドタバタと抵抗していると「うざったい」という声が聞こえ、それと同時に_____

「形勢逆転だね」

いつの間にか先程と位置が逆転しており、目の前には得意げな顔をする弟。お前はどこでそういうテクを覚えてくるんだ

なんて思っている余裕もなく、両手はあっという間に弟の手と絡められてしまう

「また昔みたいに一緒になろう…?」

そう言って俺を見る弟の目は何処か儚くて、寂しそうだった

『は、お前何を言って_______』

俺は弟が何をするのか理解していなかった。だってコイツはまだ寝惚けていて、俺の事を彼女か何かだと間違えていると思い込んでいるのだから

だから言葉の意味は俺と無関係な筈

なのに

「っは………ん……」

俺の首元をべろりと舐める

『…………っあ、あ』

柄にもなく弱々しい声を出してしまう。それもそのはずだ。何故なら俺は首のとある部分がとてつもなく弱いから。その部分以外は別に何ともないのに

勿論、その事は誰にも言わないしそこまで大きな範囲じゃない

だからその部分をピンポイントで狙ってきた弟に、素直な驚きと、恐怖と、疑問が浮かぶ

『なん………っで、おま……!』

段々と力が抜け、頭がぐるぐるしてきた。なんで俺、青春真っ只中で弟にこんな事されなきゃいけないの

はーっ、はーっと呼吸が荒くなり、それを見つめた弟は恍惚の表情を見せる

そして小さな、だけどハッキリとした声で「可愛ぃ……」とか「すき…すき……」とか、お前彼女にそんな事言ってんのかよ引かれるぞ

11.俺は可哀想→←9.俺はピンチ



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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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白餅はるた - コメントありがとうございます(*´˘`*)弟君人気みたいで嬉しいです(*´▽`*)拳で抵抗するネタ分かって頂けたみたいで良かったです笑 (3時間前) (レス) id: d8e701f73f (このIDを非表示/違反報告)
拳で - いいぞもっとやれ (7月22日 20時) (レス) id: 0fc8570bb5 (このIDを非表示/違反報告)
拳で - んふふふふwwwwwwwwww勿論wwwwwwwww抵抗するでwwwwwwwwwwとかwwwwwwwwwww (7月22日 20時) (レス) id: 0fc8570bb5 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅 - ありがとうございます。もうなんとゆうかありがとうございます。これからも更新がんばってください! (7月21日 20時) (レス) id: 267b829f9d (このIDを非表示/違反報告)
かれぃぱん - 兄弟やばい!!!がんばってください! (7月21日 8時) (レス) id: 14c32f14a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白餅はるた | 作成日時:2018年6月23日 22時

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