【鬼灯の冷徹】輪廻転生〜矛盾〜

伍拾玖 ページ13

Aside



ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ



A「羽がふわふわしてる…気持ちいい…」


ルリオ「俺よりもシロを撫でた方がいいんじゃないのか？」


A「ルリオさんがいいんです」


ルリオ「��ｯ///！？」


柿助『ルリオが照れてる…珍しいな』


A「私、桃太郎のお供さんたちの中で一番ルリオさんが好きなんです」


ルリオ「俺！？」


A「いつでも冷静で､三匹の中で一番しっかりしていますし、何よりも「雉」という国鳥であるところがGOODです」


ルリオ「初めて雉であることを褒めてもらえた！」


…ふわふわ…きもち―…





ﾌﾗｯ





A「っ…」


ルリオ「A！？」


閻魔「また発作！？」


A「…いえ、すいません。大丈夫です」


吃驚した…



意識を失ってはいないので発作ではないでしょうが…どうしたんでしょうか



閻魔「とりあえず病院行きな！あ！鬼灯くんも起こしてからね！」


A「え、でも仕事…」


閻魔「Aちゃんが昨日の夜徹夜して終わらせたの知ってるからね、わし」


何故こんなときに限ってよく見ておられるのでしょうか


閻魔「きみ、今「こんなときに限ってしっかりしてる」的なこと思っただろ！」



………




A「閻魔大王、どうしたんですか？病院行った方がいいんじゃ…」


閻魔「Aちゃんまでわしをいじめるの！？」


A「そういうわけでは…ただ純粋に閻魔大王の心配をしているだけです」


閻魔「……Aちゃん、本っっ当にそう思ってるから怒れないんだよなぁ…とにかく、今日はお休みね。鬼灯くん起こして、白澤くんのとこ行ってきなよ」


シロ「白澤…さま？鬼灯さまに言ったら連れていってくれる？」


柿助「じゃあ、やっぱり鬼灯さまを起こすしかないのか」


ルリオ「……顔の形が…」


閻魔「Aちゃんが起こせば大丈夫！

……かもしれない」


私、鬼灯さまに殴られたくないんですけど…



顔面とともにメンタルと想い出まで崩壊しそう



ルリオ「A、行けるか？」


シロ「A�！」


柿助「頼む！」


……まぁ、三匹が殴られるよりは、いいかな…




A「分かりました。特攻してきます」


シロ「俺たちもついていくよ！」

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