【鬼灯の冷徹】輪廻転生〜矛盾〜

伍拾捌 ページ12

Aside





シロ「え、鬼灯さま今日お休みなの？」


A「はい。どうやら二徹をしたようで…今日はお休みですよ」


閻魔「いつも多忙だしねぇ…ちゃんと休ませないと効率も悪いし」


ちなみに、鬼灯さまがお休みした日の効率も悪いです

やはり鬼灯さまは地獄に必要不可欠、よく分かりますね


シロ「え�、せっかく先輩の結婚祝いの相談しようと思って来たのに…」


閻魔「うーん……まぁ、もう昼だし、起こしてもいいと思うけど…」


そこまで言うと、閻魔大王は冷や汗をかきはじめた


閻魔「ヘタに起こすと一瞬にしてきみの顔の形が変わるかも…」


シロ「何をされるの！？」


A「…まさかとは思いますが、鬼灯さま…人に起こされるの嫌いなんですか？」


閻魔「そうなんだよ！その上結構爆睡型だからなかなか起きないかも…」


意外だ……


人に起こされるのが嫌いなのは納得できますが、爆睡型…


あ、でも､爆睡していた方が疲れはとれるでしょうね。鬼灯さまにはそっちの方が…というか、そうしないと壊れそうですから


ルリオ「Aさんはどうなんですか？眠り深い方ですか？それとも…」


A「私ですか？…そうですね…普通の方より少し深いくらいですかね？あと、敬語でなくていいですよ」


柿助「え、でもAさんって第二補佐官なんじゃ…」


A「ですが、実際は貴方がたと同期のようなものですよ」


シロ「本人が良いって言うんだし、いいんじゃない？よろしく！A！」



シロさんは太陽のように笑った


明るい、ハキハキとした方なんですね



A「此方こそ、よろしくお願いいたします、シロさん」


しゃがんでシロさんを撫でた


ふわふわしてる…


シロ「A、撫でるの上手いね！」


A「そうですか？」


シロ「うん！なんだか安心するし、幸せな気分になる！」


それ、効果が完璧に薬ですよ。危ない方の



シロ「二人も撫でてもらいなよ！」


ルリオ「お前なぁ…」


柿助「…お願いします、癒してください」


ルリオ「柿助！？」


柿助「そろそろ600年前からのストレスを和らげたい(切実)」


A「いいですよ、勿論」



…これ、いつから撫でっこになったんですかね



ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ



A「しっかりと罪滅ぼしをしたのなら、もう一人で溜め込まないでいいんですよ？」


柿助「��ｯ/////これ、色々とヤバい…」


A「ルリオさんもしますか？」


ルリオ「え、俺？」

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