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鬼灯side

鬼灯「何故あんな所で…?」

A「…浄玻璃の鏡ででも見てください」

鬼灯「……分かりました」

そういえば、Aさんは自分が鬼になっていることに気付いているのだろうか。
今のところは気付いていないようだが、

A「地獄は沢山の部署がありますよね。
獄卒の方々も大変でしょう」

鬼灯「ええ、まあ。確かに、部署の数だけ問題が起きますね」

A「私は何処の部署に落ちるのでしょう」

やっぱり気付いて無かった。

A「…あの、一つお願いをしてもよろしいでしょうか?」

鬼灯「?はい。どうぞ」

A「……角、触ってみていいですか?」

鬼灯「……」

いきなり

「自分の角を触ったらいいじゃないですか」

なんて言うわけもいかない。
仕方ないですね。

鬼灯「どうぞ」

と、言ってAさんと向き合った…

が、

A「………(←跳ねてる)」

手が届かないのかピョンピョン飛び跳ねている。…かわいい…

鬼灯「仕方ないですね。ほら、これでどうですか?」

そう言い、顔の高さを同じにするとやっと届いた。

A「わざわざ申し訳ありません。
あ、思った以上に鋭い…」

Aさんは申し訳なさそうにしながら、おずおずと私の角をコンコンと叩いたりし始めた。
…またじっと見ている…だが今度は興味を示す目をしていた。ただただ純粋無垢な、鬼になるような人がする目ではない暖かい目だ。

そろそろ言ってあげたほうがいいですね。

A「この角、骨なんでしょうか」

鬼灯「さぁ。ご自分の観察をしてみては?」

A「…え?」

鬼灯「鬼になってますよ、貴方」

A「…えぇっ…」

鬼灯「大した反応はしませんでしたね」

A「私の中では最大級です…」

陸→←肆


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作者名:黒鴉 | 作成日時:2018年12月21日 16時

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