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弐拾漆 ページ29
鬼灯side
茄子「でも、Aが説明してくれるんだから大丈夫！」
Aさんの部屋(仮)の前まで大急ぎで走って来て、扉を開けようとすると、茄子さんの声が聞こえた
そういえば、私が手伝うようにと言ったんでしたね
まぁそれはいいとして…
何故呼び捨て＆タメ口なんでしょうか
あと説得って…
何かしでかしましたかね？
唐瓜「？何でだ？」
茄子「だって、大切な彼女さんの説得だぞ？」
……彼女さん……
違いますが、嬉しいですね
頬が緩みます
A「あの、何か勘違いしてらっしゃいませんか？私は鬼灯さまとお付き合いしていませんよ？」
……そうです、そうなんですが……
唐瓜「じ、じゃあ、A…は、鬼灯さまのこと好きじゃないの？」
唐瓜さん、貴方も呼び捨て＆タメ口ですか
というか、酷なことを聞きますね、唐瓜さん！
これで「嫌い」などと言われた日には…
A「それ、ばっさり「嫌い」と切り捨てても失礼ですよね」
……え？
「嫌い」……？
でも、確かにAさんはそう口にした
…Aさんは、私が嫌い？
私はAさんのことが好きですよ？
この気持ちは、私だけですか、
Aさん
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作者名：黒鴉 | 作成日時：2018年12月21日 16時
