救世記＿battlespiritsrevival＿【12の煌めき】 (ページ13)

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午の勇者:セキト・カーシウム(零雄side) ページ13

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バトルが経過し数ターン、お互いライフは1

男のフィールドには『アロカノンサウルス』『ナノティラー』『ヨロイステゴ』『晶輝龍ディアマット』

対し、セキトのフィールドには『コレオン』『六分儀剣のルリ・オーサ』ネクサス『十二神皇の社』

戦況的にはキーであろう
カードを出した男の方が有利に見える

逆にここまで耐えたセキトもセキトだろう

ギリギリのところで何度もここぞと言う
カードを出してくるのはカードバトラーとして上級者な証拠だ

故に自分は男が有利とは思っていない

セキトが負けるとは思っていない

(見定めるには早いとちゃいます？)

そしてターンは移り、セキトのターン

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セ｢おーしっ、ここは運任せだ！頼んだぜ！
　『庚天獣レディアント・ペガス』を召喚！召喚時効果発揮！デッキから5枚オープンだ！｣

｢…ブレイヴか【神皇】が出れば当たりやな｣

文字通り、運任せの召喚時効果。もしも出なければオープンしたカードは全て破棄だ

オープンされたカードは……

『赤き騎士チキンナイト』

『甲馬ペルシュロン』

『ポニシード』

『イマジンホース』

……『午の十二神皇エグゼシード』

系統【神皇】、紅い紅い暴れ馬だ

引き当てたセキトはニッと得意気に笑うと手札に加え

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セ｢行くぜ俺のキーカード！これで終わりだっ！
　…止まらず走り抜け！生き様を見せてみろ!!『午の十二神皇エグゼシード』召喚!!｣

炎の中から轟音を鳴り響かせて走る午の十二神皇。その風体は威風堂々した姿だ

居るだけで見ている此方も威圧で潰れそうである

ゴクリと喉を鳴らすのと同時
セキトはアタックステップで迷わずエグゼシードを選択しアタック

そして〈封印〉

男2｢!?馬鹿か、此方のブロッカーは3体居る！ライフにも届かな＿＿｣

セ｢"届くぜ"。【走破】ならな!!バトルだディアマット！指定アタック!!｣

男2｢！？！？｣

一直線に、逃げられない様にディアマットの周りが炎で包まれる。エグゼシードは電光石火の如くスピードであっという間にディアマットを破壊してしまう

この封印時効果は……

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セ｢【走破】はバトル終了時、このスピリットのシンボル１つにつき相手のライフを削る！勝負あったな、行けエグゼシード!!｣

男2｢ぎ、ぎやぁぁぁぁぁっ!!?｣

男2のライフ:0
勝者:セキト

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