ファントムハイヴ家のあらたな使用人

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しばらく屋敷の中が騒がしかったが、その声も今はやみ、ドアの外からコツコツという靴の音だけが聞こえていた。

ボ「…」

ガチャ

セ「主人を迎えに上がりました。」

入ってきたのは、燕尾服の執事。

A「執事…？」

ボ「はっ！どんな大男が来るかと思えば」

ボ「主人はかえすよ、でもその前に、あれは持ってきたんだろうな」

セ「あなたが欲しいも……」

執事が言い終わる前に部屋の影から出てきた人が執事さんを集中狙いで打つ。

A「うっわぁ…」

バタっ…

執事は、銃弾をうけ、床に倒れた

シ「……」

ボ「は、ははは！！残念だったな、せっかく助けが来たのに！」

はぁ、今回は出番無かったな…

シ「いつまでも狸寝いりをするつもりだ、床がそんなに寝心地いいとは思わないが」

A「っ？！」

少年の声をきき、執事が立ち上がった。

どうゆうこと？確かに打たれていたのに…。

私も驚いていたが、それ以上に…

ボ「…なっ、な…？」

こちらの驚きとは別に執事はのんきな声で

セ「あぁ、服が穴だらけになってしまった」

シ「遊んで居るからだ、バカめ…」

なんなんだこの人らは…

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