ファントムハイヴ家のあらたな使用人

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〜ファントムファイヴ家〜

セ「坊っちゃん、お目覚めの時間です」

シ「朝か…」

セ「今日の紅茶は…ロイヤル ドルトンのセイロンでございます」

シ「ん…」

シ「新聞を」

セ「こちらでしょうか」

まっすぐにしわひとつない新聞を広げて、今日の記事を読む。

シ「謎の殺し屋またも現れる…か」

そこには大きくのせられたある殺し屋の記事だった。

セ「どうかされました？」

シエルがずっとその記事を見ていたからであろう、ゼバスチャンが声をかけた。

シ「いや、べつに…少し興味がある、まぁそれだけだ」

ゼ「おや、珍しいこともあるのですね」

シエルのみじたくをしながらゼバスチャンは面白そうに笑う

セ「さて、どんな人なのでしょうね」

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