38*なれたらいいのですが ページ40
Aがサブクラスの子供たちと遊んでいる頃、リリィは御園のいる病室に居た。
ﾘﾘｨ「〜……ということで、今Aさんはウチで預かってます。」
御「そうか…。」
そよそよと、病室の窓から心地よい風が入ってくる。
愛想のない返事を御園だが、本当は先日出会ったAのことが気になっていた。
城田と一緒に居たということは、城田の知り合いなのだろうが…
御「リリィ…僕は友達を守るどころが、関係ない人までも巻き込んでしまった…」
ﾘﾘｨ「…心配することはありませんよ、御園。Aさんはまだ少し今の状況に困惑していますが、一言も私達のせいで厄介事に巻き込まれたなんて言いませんでしたよ。」
御「話さないだけじゃ、本心はわからない。」
ﾘﾘｨ「……そうですねぇ、これ以上私が説明しても信じてくれそうにもないですし、一度Aさんと会ってみてはいかがですか？」
御園はピクリと眉をしかめる。
御「…………考えておく。」
ﾘﾘｨ「きっとすぐにお友達になれますよ。というか、逆に半強制的にお友達になってしまうかと…」
口に手をそえてクスクスと笑いをもらすリリィ。
御「一体どんな奴だ…」
…聞いてて呆れる。
……でも、そういえばAとやらを見たあの時も、友達がどうとか叫んでたような……。
……
まぁ、どっちにしろいつかは顔を合わせるのだからいいか…。
会話が終わって少し間が空いたと思われたその瞬間、御園の携帯が鳴った。
未だ使い方がよくわからないので、いつも僕はリリィに見てもらう。
ﾘﾘｨ「城田真昼君からですよ、」
御「…」
…城田か。
こうやって友達から連絡を貰う、なんともありきたりな行為だが、僕にはそれがとても新鮮で、ちょっぴり嬉しかったりもする。
……願望だが…
…いや、本当にただの気まぐれ…というかなんというか…あの…そういうのなんだが、
……
Aとかいう奴とも…
城田みたいに、連絡をとったり話したりできる…そういう
『友達』になれたら
……
(…前より僕は少々欲深くなってしまったらしい。)
*♪*♪♪*♪♪**
宿題全くしてませーん
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
名刺
ラッキーカラー
あずきいろ
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儚風 - 新たなファンが沢山増えたことによって現在この占いツクールでの夢小説が潤っていることがとても感慨深いです。新規ファンの皆様でSERVAMPを盛り上げてくださることを願っております。 本当にご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。 (2017年1月11日 16時) (
レス) id: 9d234aabf7 (このIDを非表示/違反報告)
儚風 - 付け加えるようではありますが、この小説を書き始めた頃はまだSERVAMPという漫画が出て間もなく、当時はファンアート、ましてや夢小説もかなり少なく所謂マイナージャンルでした。そんなSERVAMPがドラマCD化やアニメ化により一気に人気を集め、 (2017年1月11日 16時) (レス) id: 9d234aabf7 (このIDを非表示/違反報告)
儚風 - 今自分がSERVAMPの原作を5巻前後までしか追えておらず今後の二次創作が出来ないというのが大きな理由です。一つの話に書ける文字数が少ないという理由もあり、アカウントを作り直して書き直す気もございません。 (2017年1月11日 16時) (レス) id: 9d234aabf7 (このIDを非表示/違反報告)
儚風 - このような形ではありますが、この夢小説は完全に連載停止致します。ここから先一切更新するつもりはありません。長期に渡る放置により更新する資格がないというのと、稚拙すぎる文を読み返して話を進める気力がないというのと、 (2017年1月11日 16時) (レス) id: 9d234aabf7 (このIDを非表示/違反報告)
儚風 - 特に誤字の訂正コメントは少し投稿に勇気を出してくださったかもしれません。私も誤字の訂正コメントは、作者様が気軽にどうぞと一言添えていらっしゃったとしても毎度緊張しますしコメントせずに終わることが多々あります。コメント本当にありがとうございました。 (2017年1月11日 16時) (レス) id: 9d234aabf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：儚風雷夢 | 作成日時：2012年9月30日 21時
