105.考えなければいけないこと ページ39
〜no side 〜
______考えてはいる。
呪霊につくつもりはないが、考えている。
このまま自分が、Aと一緒に
いられるのか、と。
互いに呪い合うとは言ったが、このままでは…
透桜煙「……A…」
木に背中を預け、空を見上げれば
いつのまにか"帳"が消えていた。
…Aの体ももう限界。
これ以上動けば、体が壊れる。
………ここなら、誰か見つけてくれるよね。
透桜煙「………ふっ、ほら…見つけてくれた
______五条悟」
目の前に、サッと
目隠しを外している五条が現れた。
目の前に現れた五条を見て、透桜煙は
"やっぱり"と苦笑しながらも安心した。
透桜煙「"帳"を破壊したのは貴方?
対五条悟用なのに、その貴方が破壊するなんて…
やるのね、五条悟」
五条「まぁ、僕 最強だからね。
…………それより、Aは?」
透桜煙「……もう、大分 体が限界…
この子、だいぶ無茶したから…
私が体を動かしたから、今まで動けてた」
五条「…で?」
透桜煙「…どうせなら、楽しようと思って…
運んでよ、五条悟」
悪戯な笑みを浮かべる透桜煙に
五条はため息をついた。
五条「…僕は君じゃなくて、
Aがいいんだけど…」
透桜煙「言われなくたって、変わってあげる」
五条「……何?どうしたの?
何か、前より性格 丸くなってない?」
透桜煙「……………ねぇ、五条悟
あ、伏黒恵もか…」
五条「ん?」
透桜煙「______Aを、宜しくね
…貴方たち2人なら、信用できる」
五条「…は?何 言ってんの______」
五条の疑問に、それ以上
透桜煙が応えることはなかった。
貴方「……ん?」
次に目を開けたとき、透桜煙ではなく
Aの人格になっていた。
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結祈華(プロフ) - もんもさん» もんも様、ご指摘頂きまして、ありがとうございます。そちらの方、訂正させて頂きました。いつも読んで頂いてるとのこと、とても嬉しく思います!!ありがとうございます!これからも更新頑張っていきますので、引き続き、宜しくお願い致します! (2021年2月2日 23時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
もんも(プロフ) - 92ページの真希さんのセリフが真衣さん表記になっていると思います…!いつも楽しみに読ませていただいてます!更新無理のないよう頑張ってください!! (2021年2月2日 17時) (レス) id: 8019cb9777 (このIDを非表示/違反報告)
ぬひ - 控えめに言ってすき (2021年1月28日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結祈華 | 作成日時:2021年1月18日 1時