検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:155,151 hit

100.乱入者 ページ28

〜no side 〜









まるで、建物から

追い出されるように 根が這っていた。




根の勢いが止まり、伏黒たち4人は足を止め

目の前に現れた 一体の呪霊を睨んだ。









加茂「何故 高専に呪霊がいる

"帳"も誰のものだ?」




貴方「多分 目の前の呪霊と組んでる呪詛師かと」




狗巻「ゲホッ」




加茂「?何か知っているのか?」




伏黒「以前 五条先生を襲った

特級呪霊だと思います」









 









 









五条『コイツら 未登録の特級呪霊!

しかも 呪詛師(にんげん)

組んでるっぽいんだよね〜』









 









 









数日前、五条は

その呪霊のイラストを書いた紙を見せながら

伏黒たちに話していたのだ。









伏黒「風姿も報告と近い。

あの人の絵でも分かるもんだな」




貴方「まぁ…特徴は掴んでた、ね…

改めて見てみると、分かる気がする」




狗巻「ツナマヨ」




貴方「そうですね…まずは報告をしないと」




伏黒「五条先生に連絡しましょう」




加茂「ちょっ…と待て

君達は 彼が何を言っているのか分かるのか?」




伏黒「今はそんなことどうでもいいでしょ

相手は「領域」を使うかもしれません

距離をとって 五条先生の所まで後退______」









伏黒が話す隣で、Aは

画面を操作して スマホを耳にあてる。




だが、それより先に 呪霊が動いた。




呪霊の行動により、Aの持っていたスマホは

手から離れ、地面に落ちた。









狗巻「「動くな」」









狗巻はジャケットのファスナーを下ろし

口を露わにした状態で言葉を発した。




すると、呪霊の動きがガチッと止まった。









貴方「ッ、"桜吹雪"!!」









Aの繰り出す花弁が呪霊を取り囲む…が、

切れるのは呪霊の着ている布のようなものだけで

呪霊の体に傷が中々つかない。









加茂「(赤血操術「苅祓」)」









次に加茂は輸血パックを取り出し、

切り込みを入れると、その血で術式を放った。




しかし、シュウウウと当たった音がしたものの

呪霊には聞いていないように見えた。




次に、空から鵺が飛んできて

呪霊に攻撃を仕掛けた。




鵺が戦っている間に、

伏黒は刀を握り、呪霊の足を切った。




けれど、先程のAのように

呪霊の体は固く、

布に切り込みが入っただけだった。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
669人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

結祈華(プロフ) - もんもさん» もんも様、ご指摘頂きまして、ありがとうございます。そちらの方、訂正させて頂きました。いつも読んで頂いてるとのこと、とても嬉しく思います!!ありがとうございます!これからも更新頑張っていきますので、引き続き、宜しくお願い致します! (2021年2月2日 23時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
もんも(プロフ) - 92ページの真希さんのセリフが真衣さん表記になっていると思います…!いつも楽しみに読ませていただいてます!更新無理のないよう頑張ってください!! (2021年2月2日 17時) (レス) id: 8019cb9777 (このIDを非表示/違反報告)
ぬひ - 控えめに言ってすき (2021年1月28日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:結祈華 | 作成日時:2021年1月18日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。