93.団体戦 開始 ページ13
〜no side 〜
五条[開始1分前でーす
では ここで歌姫先生に
ありがたーい激励のお言葉を頂きます]
庵[はぁ!?え…えーっと]
森に入った東京校、
いなくなった東堂を気にしてる京都校の学生達は
スタートの合図となる放送を流し聞きしていた。
庵[あー…ある程度の怪我は仕方ないですが…
そのぉ…時々は 助け合い的なアレが…______]
五条[時間でーす]
庵[ちょっ 五条!!アンタねぇ]
五条[それでは姉妹校交流会 スタァートォ!!!]
庵[先輩を敬え!!]
五条のスタートの合図が響き、
荒々しい音を立てながら 放送が終わった。
開始の合図とともに、東京と京都のどちらも
一斉に走り出していた。
伏黒は 玉犬の黒を出しながら走る。
東京校と京都校のスタート地点は真逆で、
今の時点で誰がどこにいるかなどわからない。
虎杖「ボス呪霊 どの辺にいるかな?」
パンダ「放たれたのは 両校の中間地点だろうけど
まあ じっとはしてないわな」
真希「例のタイミングで
索敵に長けたパンダ班と恵班に分かれる。
Aは隠れて、私らに情報の伝達。
……んで、後は頼んだぞ 悠仁」
虎杖「オッス!!」
その時、玉犬がバウッと吠えながら前に出た。
すると目の前に、木の枝にぶら下がった
蜘蛛のような呪霊が現れた。
「どごいグのぉ〜?」
パンダ「
真希は呪具を構え、パンダも前に出る。
更に 玉犬は"何か"に反応をした。
式神が反応したことに伏黒も気づき、声を発した。
伏黒「先輩 ストップ!!」
バガッ
東堂「いよぉーし!!全員いるな!!」
呪霊もお構いなしに、木を壊しながら
伏黒たちを見つけて笑みを浮かべた東堂。
東堂「まとめてかかってこい!!」
東堂が現れたことを頭で認識すると、
虎杖はすぐに動き出し、"作戦通り"
東堂の顔面に思い切り膝蹴りした。
真希「散れ!!」
虎杖が動いたのと同時に、
真希は短い言葉を口にした。
その言葉に、その場に
虎杖と東堂を残し、それぞれが散る。
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結祈華(プロフ) - もんもさん» もんも様、ご指摘頂きまして、ありがとうございます。そちらの方、訂正させて頂きました。いつも読んで頂いてるとのこと、とても嬉しく思います!!ありがとうございます!これからも更新頑張っていきますので、引き続き、宜しくお願い致します! (2021年2月2日 23時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
もんも(プロフ) - 92ページの真希さんのセリフが真衣さん表記になっていると思います…!いつも楽しみに読ませていただいてます!更新無理のないよう頑張ってください!! (2021年2月2日 17時) (レス) id: 8019cb9777 (このIDを非表示/違反報告)
ぬひ - 控えめに言ってすき (2021年1月28日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結祈華 | 作成日時:2021年1月18日 1時