#5 side□ ページ6
【視点：コウレン】
『うっわぁ、結構これ緊張するもんだね…』
今まで何度か黒国に任務で来てたけど…今回の情報室の任務で初めて私もダクトから侵入することになった。
「ちょっと、静かに…バレるかもしれないでしょ?」
『あっ、ごめんクロノアさん…』
ダクトの中は狭くて暗い。そしてホラゲーでもやってるのかってくらい怖い。とにかく怖い。なんでこの任務休まなかったんだろ私…
(はやく任務を終わらせて帰らないと…)
ダクトの中、進んで曲がってを繰り返して地図の示す情報室の方へ向かう。これだけはクロノアさんには任せられないから私がやってる。
今回の任務は黒国情報部隊の妨害。私達白国の情報部隊がハッキングで機密情報を盗んでいる間、煙幕や襲撃で黒国の情報部隊を足止めすれば任務は完了。
機密情報については聞いてないけど…機密っていうくらいだからとにかく大事な情報であることは確か。全ては平和のため、頑張って任務を成功させないと…
「＿＿、それはタイヘンだったナ！」
「ホント…色々ごめんなさいね…」
「イヤイヤ！いいんだよ！私に任せな！」
(あれは…情報部隊の…誰だっけ。でもあの白髪の子…確か近接部隊の戦闘狂の子だ。私達白国民の血で染まった服を…何事もなかったかのように白く洗い戻して今日もヘラヘラ生きてる…)
『このｯ…！』
「ちょっと…」
『ご、ごめんって…』
ついカッとなって声を出してしまう。危ない危ない。今は集中しなくちゃ。
あの二人、情報室に行く途中かな。北に進んでる…あ、このルートでいけば…！
『クロノアさん、もう着くよ』
「えっ、ホント?」
もう少しダクトを進み、回ってるファンを道具を使って止める。
ファンを通っていくとそれは見えた。金網の隙間から差し込む、PC特有の青白い光。
着いた、ついに情報室に着たんだ。
レーザーで金網を焼き切る。バレないように、慎重に。
『準備できたよ…!』
「よし。援護班、煙幕を用意…!」
後ろから来ていたシャークんさん率いる援護班が煙幕を取り出す。さぁ、突撃だ。
ｶﾞｼｬｯ！！！！
金網を蹴り飛ばし、情報室に潜入した。瞬く間に辺りが煙に包まれる。
「な、なんや？！襲撃か？！」
「マジっすか…？！どうしましょうｯ？！」
(よし、上手く行ってる！このまま…)
次の瞬間、私は暴風に吹き飛ばされた。
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カエルの雨傘(プロフ) - タロさん» うわぁぁ…マジすか、今すぐ直してきます！！ (2022年9月26日 16時) (
レス) id: 0f8d3a3811 (このIDを非表示/違反報告)
タロ - カエルの雨傘さん» 『黒国の特殊部隊隊員、コウレンかオマエｯ！！』 ここがコウレン黒国の人になっていました。 (2022年9月26日 4時) (レス) @page7 id: 9c4f338204 (このIDを非表示/違反報告)
タロ - カエルの雨傘さん» がァァァァありがとうございますぅぅぅ！！コウレン視点とか...。ありがとうございますぅぅぅ！！ (2022年9月24日 14時) (レス) @page6 id: 9c4f338204 (このIDを非表示/違反報告)
カエルの雨傘(プロフ) - レアウネさん» あっ大丈夫ですよ！いえいえ、こちらこそありがとうございます！ (2022年9月24日 9時) (レス) id: 0f8d3a3811 (このIDを非表示/違反報告)
レアウネ - 気付くの遅れたぁ、レイレマ…好きや！出してくれてありがとうございます！ところでなんですが、LINEの方で宣伝とうちの子のお話and立ち絵を出してもよろしいでしょうか…？ (2022年9月23日 17時) (レス) @page5 id: 7f9f618b95 (このIDを非表示/違反報告)
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