酔っ払いの頭はバカになる ページ3
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「あれ、この人相当酔ってます？」
「相当ね〜」
目の前でほぉくすとタクミが話している。
なんだか自分が放置されているみたいで気に食わない。
ねぇ、と少し声を張って振り向かせる。
「で、ほぉくすとやらは何しにきた」
「ン"w、えっとですね、ほぉくすとやらはAさんのお迎えにあがりました」
「タクミ、なにこれたくしー呼んだ？」
「ワタシは呼んでないわよ〜」
「私も呼んだ覚えはない。よしほぉくす、ちょっと酒に付き合え」
グラスを掲げ前に突き出す。
カランと崩れた濡れた氷の音が聞こえて、おかわりと言った。
◇◆◇
「まじで悲しいよりも先に怒りがきたよね、ほんとチ◯コからカビ生えて一生不能になりゃいいあんな男」
「うわぁAさんてこんな言う人やった？」
「酔ったらスゴイわよぉこの子。だから彼女が来る時はいつも店閉めてるの」
「確かにヒーロークロとしてのイメージとはかけ離れてますもんねぇ」
「でさ、別れ際なんて言ったと思う？相性悪かっただって！身体の！！じゃあ一年も付き合うなよ！！！」
「荒れてるなぁ…てか、好きな人のそういう話聞くのけっこーキツいんスけど」
「アラ♡」
タクミが「ヤダ私お邪魔だったかしら？」と口元を押さえる。
「ちょっとAチャン、モテモテじゃないの」
「モテてたらこんな苦労してないわよ…私もう29だよ、そろそろ本気の彼氏見つけなきゃ…」
「じゃあ俺とかどうです？」
「…へ？」
隣を見ると、未だぼんやりしたほぉすくがこちらを向いていた。
「なんて？」と聞き返せば、ほぉすくは手のひらを広げ指を一本ずつ折り曲げていく。
「まずは文句なしの顔でしょ、職業、収入。一緒にいて絶対苦労させません。個性も強い、どんな時でも守ってあげられる。話も上手い自信ありますよ。かなり優良物件に仕上がりましたけど俺」
なにこいつ、自分で言ってて恥ずかしくないのか
そんな目で見ていると、「あと、」と顔をグイと近づけられた。
「すっごい一途です。ずっと貴女だけ見てきたんですから」
まるで光に照らされたウイスキーのような琥珀色の瞳
ますます見覚えがある。あれ、なんだったっけ
「…私のファンか？」
「ハハ、そうですね、大ファン」
そして大好きです
熱を含んだその声色に、ドクンと胸が脈打つ。
熱に浮かされて思考回路のバグった私の頭は、差し出された手を無意識に取った。
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sana＊(プロフ) - ひなさん» ひなさんありがとうございます😭💖新しい作品あげるなり未完作品更新するなりしたいのですが中々纏まらず🥺また活動再開できるよう日々妄想しながら頑張ります😭🙏 (1月7日 15時) (
レス) id: 25a11890bc (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 1番好き。何度も何度も読み返してる。 (1月3日 23時) (レス) @page50 id: 2495f1671d (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - ちゃこさん» 初めまして！コメントありがとうございます😳やったぁあホークス推しが増えました！☺️年下ハンパないですよねぇ🤤楽しんでいただけてよかったです！ありがとうございました！😂💖 (2022年6月18日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 初めまして！ホークス…実はそこまで関心無かったのですが、コレはいかん…このホークスは！やばい😭‼️💕💕年下の破壊力…ま〜幸せ貰いました🙏面白かったです‼️推します😂‼️💕 (2022年6月18日 15時) (レス) @page50 id: e4e61dc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 叶花さん» 嬉しいコメントありがとうございます！😳💖私も初登場から心奪われました😂たくさん読んでいただきありがとうございます！朝チュン好評でしたので続編書きたいなとは思っています！笑 先になるかもしれませんが是非また読んでくださいね😊 (2021年11月29日 2時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年8月30日 17時
