検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:1,564 hit

ep.2 ページ4

大橋「はっはっは!ごめんよ。Aちゃん。
少しからかいたくなってね。」

その風貌で言わなそうなことさらっといいますね…。
とはさすがに言えない。

A「私のことをからかう人なんて、大橋さんくらいですよ。
あと、あれで呼ばれると一般の方に私が機密捜査隊だってばれちゃいます。」

ふっと周りに目をやりながら私は言った。

大橋「そうだったなぁ!すまんすまん。
…で、Aちゃんはここで何を?」

あ、この人本当にサボってると思ってる。
私のこと疑ってる。そんな目をしてる。酷い。

A「大橋さん、完全に私のこと疑ってますね。
今日は私率いる第一部隊は、第三部隊の援助です。街中での潜入捜査ですよ。」

あとパトロール!と私は付け加える。

大橋「いつ、どこで、どんな時に怪蟲が出るかわからないからね。
まあ街中での潜入捜査、パトロールをやりたいと言ったのはAちゃんみたいだから
どうせ、本部での訓練とかが嫌になったからだろう。」

…何でこの人私の行動読めるの…

大橋「あ、やっぱり図星だ」

絶対この人心の中の声聞こえてるよ……

私は「あはは…」と苦笑しておく。

その時、大橋さんの後ろに立っている少年に気づいた。
その少年は俯いており、顔は見えないが普通の少年のはずである。
はず…というのはどこか違和感を感じるようなオーラを纏っているからだ。
いや、私が勝手にそう感じているだけなのかもしれない。

A「大橋さん。その子…」

私が大橋さんに話しかけた時、少年と目があった。

その瞬間だった。

ep.3→←ep.1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.5/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:小説 , 不思議 , , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かえぴょん | 作成日時:2015年5月20日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。