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ep.27 ページ29

日向は一旦計画表だろうか?に目を落としてまた言葉を繋げる。

日向「怪蟲を見つけたら、すぐに応援をよぶこと。
それと同時に無線は本部に繋げて。
それを聞き次第、第二部隊を送るわ。
エリアは間違えないように。
皆。幸運を祈るわ。」

最後の幸運を祈るわ。という言葉は4年前から日向が毎日言っている言葉。

その言葉が出ると私たちは行動を開始する。

私は第一部隊に無線を繋げる。

A「第一部隊聞こえる?パトロールの範囲は無制限にする。
昨日怪蟲が出た付近にもちゃんと配置するように。以上」

ザザッという音と共に、たくさんの了解が聞こえた。

私たちが使っている無線は、繋げたい人の無線にパネルで繋ぐことができる。
最新機種のタッチパネルだ。

例えば、第一部隊のみに繋げたい場合は
画面の第一部隊をタッチ。

本部の場合本部をタッチ。

隊長や、本部指揮官のみも繋げることができる。

そして、周りに話していることがバレると大変なのでワイヤレスイヤホンで聞くことができる。

動いているときや戦っていると、無線は邪魔になる。
なので、マイクもワイヤレスになっている。

多くの人は、ネックレスなどがマイクになっている。
私の場合、ネックレスが好きではないので
ピアスにしてもらっている。

涼「Aさん。俺はAさんに着いていっていいですか?」

あー…そうだよね、一応新人だもんね。

涼「一応って何ですか。」

涼は笑っている。
私はしょうがないからいいよと笑って答えた。

日向「A!涼!」

部屋を出ようとすると、日向に止められた。

A「日向?どうしたの?」

日向は私ではなく、涼に話があるようだ。

日向「これ、涼の無線。
使い方はAに聞いて。
あと、ネックレスかピアスかわからなかったから
ピアスにしたわ。」

涼「ありがとうございます!
ピアスですか?あいてるんで大丈夫ですよ!」

日向から無線を受け取る涼。

……私が教える…っていったよね…

A「教えなくても、涼なら出来そう。大丈夫だよ。」

日向に殴られました。

A「いったーい!何するの!日向!
ていうか、話聞いてたの?盗み聞き?」

私がそう言うと、日向は笑顔でこっちを向く。

あ、怒った。

これは逃げなきゃ…


日向「仕事しろこらぁー!!!!」


それから出発出来たのは30分後のお話。

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作者名:かえぴょん | 作成日時:2015年5月20日 7時

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