きみと復縁なんかしない 2【黒尾鉄朗】

67話 ページ20

『ね、この間鉄朗と何話したの？』










真子「ふつーの世間話」











『どんなの？』











真子「それは内緒」











『もしかして浮…「それは絶っっ対にない」











真子「黒尾全くタイプじゃない」










『真子昔からそうだよね』










真子「アレのどこがかっこいいの？」











『一応私の彼氏なんだけど！？』






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黒尾「ただいまー」










『おかえり』










黒尾「っあー、疲れた。風呂お湯入ってる？」










『うん、入ってるよ』











黒尾「さんきゅ、先入るわ」











『うん』




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〈黒尾side〉







黒尾「ふぅ、いい湯でした」











『じゃあ私も入ってくる』











黒尾「おう」
















ﾋﾟﾛﾝ








髪を乾かし終わった頃、Aのスマホが鳴った。








見ようとしたわけじゃない、視界に入ってしまった。













黒尾「…………は？」














画面には、結婚指輪の写真と、「どれがいい？」というメッセージが表示されていた。

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