きみと復縁なんかしない 2【黒尾鉄朗】

66話 ページ19

真子「あ、」










黒尾「あ、」





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ﾋﾟﾛﾝ











(ん？通知…)













真子[今通りで黒尾と会った。話したいことあったから黒尾借りるけど大丈夫？]












(そーいえばさっき鉄朗からも連絡あったな)










[全然いいよ！久しぶりだし楽しんで！]









真子[ありがとう]













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〈黒尾side〉









真子「大丈夫だって」











黒尾「ん、わかった。……んで？話したいことってなによ」











真子「話したいっていうか聞きたいんだけど」











黒尾「おう」














真子「ぶっちゃけAとどこまでいった？」











黒尾「………は？」











真子「どこまでいったの？」












黒尾「………そーゆーのは女子同士で話すもんじゃねえの」












真子「A教えてくれないの」












黒尾「俺も教えませんー」












真子「……………結婚、」













黒尾「っ、」












真子「……とか、視野に入ってないの？」












今、俺が悩んでることを、ピンポイントで当ててきやがった。










(こいつ…そういえば昔から鋭かったな………)

















真子「別に、茶化してるわけじゃないの。やっとAが幸せそうにしてるところ見れたから。……Aを幸せにするのは、やっぱ黒尾しかいないと思ったの」













黒尾「……………当たり前だろ、俺が幸せにするって決めてんだよ」












真子「あと普通に会社でAのこと狙ってる人私の知ってる限り10はいるよ」









黒尾「それを早く言えよ！！！」

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