検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:35,825 hit

1 ページ2

ただの好奇心

ただの悪戯心

そして幼馴染の一言

このたった3つが引き金となった

軽い気持ちで放ったその一発を

後々、これ程までに後悔する事になると思っていなかった

『私、お付き合いする事になりました。それも結婚を前提に』

この時の私を殴りたいが時既に遅し

シン…と静まる談話室

「…えっ」

数秒後聞こえてくる驚愕の声

「…は?」

この時ばかりは笑いそうになったがそれを飲み込み

『…と言うわけで私、その彼と同居するので一週間後ここを出て行きます』

私だってこれだけみんなといれば演劇だって上達したものだ

至って真剣な顔をする私に

困惑しだすみんな

「…嘘…ですよね?」

『違います』

キッパリこう言った私に流石に信じた者も多く

少しずつ声が聞こえた

「…そっかやっと付き合えたんだね、おめでとうAちゃん」

「「「「!!?」」」」

「監督さん、知ってたんですか!?」

「うん、Aちゃんからよく相談は受けてたから…よかったね!Aちゃん!」

『アッ…うっうん、ありがとね…』

あれいづみちゃん演技上手すぎないか?

えっ、この子自分で大根役者って嘆いてたよね??あれ、

「…へぇ〜…にしてもこいつがねぇ…」

「結婚っスか〜!おめでとうございます!俺っち達式に呼んでくれるッスか!?」

「後でお相手について詳しく聞こうかな?」

「心より祝いを申し上げる」

「…今度そいつを連れてこい、俺がしっかり見極めてやる」

「親父面かよ、クソ左京」

私が脳内で葛藤している中各組(主に秋冬)が忙しなく騒ぐ

春夏は

「「「…」」」

誰も喋らずまるで葬式の様な不穏な空気が漂っていた

流石に秋冬も気づいて自然と無音が広がる

予想と違う反応なのか慌て始める立花いづみ氏

「……そんなの絶対許さない」

そして聞こえた誰かの声

その時、その一瞬から私の生活は一変した

2→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
204人がお気に入り
設定タグ:A3! , ヤンデレ , ギャグ?   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

凛音(プロフ) - コメント失礼します!設定のところで「綴、一成、臣と同じ大学」と書いてありますが、一成は美大なのでこの2人とは違う大学だった気がします!(細かくごめんなさい) (2020年3月15日 20時) (レス) id: 9c865f434c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しろ x他1人 | 作成日時:2020年2月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。