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ヘタレの嫉妬 ページ3

「お兄様、お兄様ったら聞いていますの?」
「え、あ、うん聞いてるよ」
ソファー越しとはいえAを抱きしめた乱歩と全く抵抗しないAに
谷崎は嫉妬心を覚えていた。
血のつながりはないとはいえ乱歩がAのことを可愛がっていることも
Aが乱歩に心を赦していることもわかって居る。
しかし目の前で彼女のが他の男に抱きしめられているという状況で嫉妬をしないというのも無理な話だ。
しかもAは後ろから抱きしめる乱歩と目を合わせるため顔を後ろへ向けている
そうすると必然的に二人の距離はさらに近くなるわけで、今にも口付けしてしまいそうな距離に
嫉妬心が増して行くのを感じる。
「もう!お兄様!ナオミの方を見てくださいまし」
二人の方を向いていた顔はナオミによって正面に戻されてしまった。
これでは二人の声しか聴くことができない。
乱歩はなにやら国木田に許可を取りAと一緒に出かけようとしているらしい。
早く早くと急かす乱歩の声とAが席から立ちあがる音が聞こえる。
(待って!)谷崎はそう言って二人を止めたかった。
しかし二人がお菓子の買い出しに行くのはいつものことで、それを止める権利はいくら彼氏と言えど
谷崎には存在していなかった。
それに何よりも乱歩に嫉妬していることがAにバレて失望されることが怖かった。
どうすることも出来ずナオミに一通り弄ばれた谷崎は探偵社のドアを寂しげに眺めていた。
その後ろで黒い感情を含んだ目線を向ける妹の存在にも気付かずに。
結局乱歩とAが帰って来たのは菓子屋が閉まった少し後だった。

弱虫の定位置→←年上の弟



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果汁ジノ%(プロフ) - クコさん» 頑張って下さい!q(*・ω・*)pファイト!! (1月13日 6時) (レス) id: a6a058aaa7 (このIDを非表示/違反報告)
クコ(プロフ) - 果汁ジノ%さん» 始めまして!コメントありがとうございます!そう言っていただけると励みになります!出来るだけ毎日更新出来るように頑張りますね!! (1月13日 0時) (レス) id: 688891d557 (このIDを非表示/違反報告)
果汁ジノ%(プロフ) - お初にお目にかかる。僕は芥がw((ゲフンゲフンはじめまして!谷崎君可愛すぎですね(´・Д・´)更新頑張って下さい! (1月12日 7時) (レス) id: a6a058aaa7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クコ | 作成日時:2018年1月11日 3時

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