どこかで 42 ページ45
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次第に生徒が続々と登校してくる。
同じクラスの人たちは、私が 登校している事に驚いたように 私を見て 慌てて逸らす。
うぅん、非常に 居にくいなここの教室…
そんなことを考えていると、現れたラスボス。
…まぁ、ラスボスっていうか 敵は1人しかいないんだけど…
｢ あれぇ？Aちゃん、今日は来てるんだぁ…昨日はサボったのに どういう心境なのぉ？？？ ｣
誰のせいでサボるまでの過程に至ったと思ってるんだ。昨日睨みつけた時に怯んでいた彼女とは似ても似つかない態度。
きっと、私があの時にキレて教室から出ていったおかげで、傍観者に回っていた大半の生徒が 花咲側についたことで こんな態度を取っているのだろう。
このいると思ってる “仲間” を無くせば、
こいつの持っている謎の自信を無くせば。
こいつの話を聞いていると、段々と考えが黒く染まっていく。それが なんだか怖くて…
でも、昨日の4人の言葉が 私のそんな感情さえも いいと受け止めたうえでの “協力する” な気もして。
｢ 聞いてるのぉ？ ｣
｢ ごめん 聞いてなかった ｣
｢ はぁ？何様なのぉ？
そうだ、アンタのだぁいすきな そらるんとまふくん？ 私とコラボしてくれるんだってぇ〜 ｣
｢ …は？ ｣
何それ、ありえない。
あの後 何があってそんな考えに至ったんだ、二人は。
一気に体温が冷たくなる感じがする。
味方だと思っていた人さえも 敵になっていく感覚に陥る。
思いつめてる私に しめた と思ったのか 言葉を続ける花咲。その口からは、今度僕の大好きな子とコラボ動画あげるかもしれないです！というツイートをまふくんがしていた、とのことで。
｢ 私本人にまだ返信は返ってきて無いんだけどぉ、きっと私のことよねぇ ｣
｢ …え…勘違い乙…… ｣
花咲の話を聞いてると、いやそれお前じゃなくね？という内容にどんどんと逸れていき。
つい出た言葉がそれだった。
自意識過剰にも程がある。
普通、歌い手のコラボというのはDMまたはLINEで色々事細かいことを決めてから どーのこーの言うと思う。あとは口約束をしたりとか。
一方的に迷惑なコラボ要請をした所で、許可がおりるわけがないし、その許可がおりてない中で、まふくんが そんなツイートをするわけがない。多分、それは他の人の事だろう。
｢ 何よ…Aちゃんにはぁ、何も分からないでしょう！？ ｣
私の言葉が逆鱗に触れたのか、花咲は私にキレかかってきた。
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零生(プロフ) - 緋月さん» コメントありがとうございます。私の作品の一言で、少しでも元気が出たのなら何よりです！ (2018年3月18日 18時) (
レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
緋月 - 別に愛されていない訳でもないし、虐めも軽いし、暴力もない。だから『私はつらくない。何で勝手に悲しんでるんだろう。』って思って、辛さは誰かと比べるもんじゃないって、嬉しかったです。ありがとうございます。ありがとうございます。 (2018年3月17日 20時) (レス) id: b1db03f0a4 (このIDを非表示/違反報告)
緋月 - ありがとうございます。私は親を亡くしたわけでも、そうゆう人に虐められてもいないけど、考え方がすごく似ていて、自分の事みたいで嬉しかったです。 (2018年3月17日 20時) (レス) id: b1db03f0a4 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - かなるいさん» そちらの方でもコメント頂いて、本当に嬉しいです!!ありがとうございます。はい、タイミングを見て書いてみます！ (2017年8月30日 1時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
かなるい - 零生さん» 何度もすみません。もう読んでますよ´`*すごく面白いです。可愛いうらたさん、楽しみにしてますね (2017年8月29日 22時) (レス) id: b2b228fcf1 (このIDを非表示/違反報告)
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