#11 孤独な童話(br) ページ22
br｢ねぇA、君は孤独になったことがある？｣
『なにいきなり。』
br｢ある？｣
『んまぁ、あるけど。』
br｢じゃあAにとって、孤独ってなぁに？｣
『さぁ？ま、寂しくはないと思うけど。』
br｢へ〜、それがAの答え？｣
『そうだよ。』
br｢僕はね、寂しいと思うな。｣
『なんで。』
br｢だって、誰だって1人は嫌でしょ？｣
『そう？』
br｢いつでも人気者のAなら1人は嫌だって言うと思ったのに。｣
『別に人気者じゃないけど。私は大勢あんまり好きじゃない。』
『というか、、、』
『もうこの世界には4人しか人間がいないでしょう？』
br｢あぁ、そう言えばそうだったね。
だけど、Aに従わない奴なんていないよ。｣
br｢ね、人気者と思わない？｣
『そうね、人気者。それより、早く村人処理してくれない？あなた斧沢山持ってるでしょ。』
br｢ん、確かに持ってるけどもう少しだけこの世界楽しみたいかな。｣
『いつさよならするか分からないのに？』
br｢人狼ゲームだからいいの。｣
『ねぇ、これはゲームじゃないんだよ？
自分のほっぺ、つねってみなよ。これは夢じゃない。現実なんだって。』
br｢別にやれることやったしいいかな。今はこのゲーム、精一杯楽しもうよ。｣
『だから……私の人生も考えてくれない？私はまだやれてない事たくさんあるのに。』
br｢別に人狼だけ勝ちたければ共犯者は必要ないし。いつAがいなくなったって人狼の勝利の確率は変わらないよ？｣
｢お前が人狼か！｣
『見てほら、あそこに村人がいるよ、早く殺って。』
br｢はぁ、、別に僕は君の下僕じゃないんだけど。｣
br｢それっ！｣
鈍い音がする。
やっぱり気持ち悪い。
『こんな気持ち悪い用済みの人間見てて何が楽しいの？』
br｢Aもいつかは用済みの人間になるのに。｣
『私は勝つつもりでいるから。』
『今だって、私がいなければぶるっくは、、』
br｢はいはい。｣
『あと2人ね。』
br｢もういいや。君と2人でいる方がつまらないしね。終わらせよ。｣
『そう、私はそれを望んでいたの。』
『でもさ、』
br｢なに？｣
『私がもし共犯者じゃなかったら、』
br｢ちょっ！A……、｣
『どうする？』
彼女は弓矢を構え、僕という存在を打った。
否、人狼という存在。
やっぱり孤独。
僕は人狼、孤独。最初から知っていた事でしょ。
ねぇ？A。君の事、忘れないから。
#11 孤独な童話
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まめの(プロフ) - くりひらさん» あー分かりますそれ！てかみんな良さそう… (2019年6月2日 23時) (
レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
くりひら(プロフ) - まめのさん» シャークんさんはあまり悪口言ってるところあんまり聞いた事ないので性格良さそうですよねー！ (2019年6月2日 11時) (レス) id: 190fe1e13d (このIDを非表示/違反報告)
まめの(プロフ) - くりひらさん» めっちゃ分かりますそれwwあと天国のやつで話聞いてないのもかわいかったww (2019年5月11日 13時) (レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
くりひら(プロフ) - まめのさん» 返信遅れてすみません！クラフト無しの西と東分からなかったのもかわいかったですよねーw (2019年5月10日 18時) (レス) id: 190fe1e13d (このIDを非表示/違反報告)
まめの(プロフ) - くりひらさん» そうなんですよおお！！あの料理のヤツ(ド忘れ)もかわいかったぁ…でも人狼のときにかっこよくなるのもすこすこのすこ (2019年5月2日 11時) (レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
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