転生少女の運命【文スト×ヒロアカ】 (ページ12)

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9。Aコンビヒーローページ12

俺は〝Aコンビ〟になった

「よ、よろしくね！
光楼ちゃん！麗日さん！」

「おー、宜しくな」

「よろしくっ！」

つまり、出久や麗日と同じチームだ。

「建物の見取り図…覚えとかないとだ、コレは。結構広い」

「まぁ相澤先生と違って罰とか無いみたいだひ安心したよ…って安心してないね！？」

カタカタと震えてる出久を心配する麗日を横目に、俺は建物の見取り図を見る。

「いや…その…相手が…かっちゃんだから…飯田くんもいるし…ちょっと…だいぶ身構えちゃって…」

「そっか、爆豪くん
馬鹿にしてくる人…」

あー、麗日が勝己の印象〝馬鹿にしてくる人〟になってるよ。

「凄いんだよ…嫌な奴だけど…
目標も…自信も…体力も…〝個性〟も…
僕なんかより何倍も凄いんだ」

…うん、俺は知ってるよ。

出久が…嫌な奴だと言いつつも

勝己を認めてることは。

「でも…だから〝今は〟負けたくない…な…って」

「…ふは、出久。強くなったな」

「え！？」

「男の因縁ってヤツだね！？」

「あ、いや、ゴメン！麗日さんや光楼ちゃんは関係ないのに…」

「あるよ！コンビじゃん！！頑張ろう！」

「そーそ。一人じゃない。俺らもいるんだから。」

「ーーーー！！」

そして
始まった第1戦目

────Ａコンビ“ヒーロー”
ＶＳ
Ｄコンビ“ヴィラン”────！！！

同ビル地下モニタールーム。
そこで他のクラスメイトは1戦目をモニター越しに観察している。