ごめん214 JK ページ14
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「そりゃあ勿論いなくなって心配したよ。もう気が気じゃないくらい。一週間だってわかってるけどやっぱり寂しかったよ、チョン君のいない日常は。それくらいもうチョン君は私たちにとって大切な存在なんだよ」
聖母みたいだ、なんて言ったら笑われるのかもしれないけど今の俺には本当にそうにしか見えない。だけどその奥で醜い感情が渦巻いている。それに気付きたくなくて何でもいいから言葉を絞り出した。
「俺っ、もう何も分かりませんっ……何が正しいのか、間違ってるのか。パクさん、俺のしたことは間違ってましたかっ」
一瞬、ほんの一瞬だけパクさんの俺の背中を撫でる手が止まった。だけどそれはすぐにまた動きを再開して俺を安心させる。
「……正直、正しいとは言えないかもしれない。だけどね、私だって何が正解かなんて分からない。
私が今知りたいのはチョン君、貴方の本心だよ」
あぁ、俺はこうしてまたこの人に溺れていくんだろう。蓋を閉めようとしていたその感情は再び溢れ出てきて。蓋の代わりはどこにもない。一度溢れ出したそれは止まることを知らずに溢れ続ける。
「……好きですっ。大好きですっ。俺はもう、貴女がいないとダメなんです……貴女を忘れたくても好きな気持ちだけは消えずに残って。嫌われても仕方ないことしたのに貴女を嫌いにはなれなくて。自分から離れたのに貴女のことばかり考えてたっ。
……パクさんのことが好きなんです」
言い終わると同時にパクさんの唇を強引に奪った。
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ゆきなみ(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。一言で言うなら最高です。作者様の伝えたかった、テテとグクの違った優しさと不器用さ。両方胸が痛くなるほど伝わって来ました。作者様は、読み手の心のバランスを取るのが、凄く上手ですね^^*最後、一度テテに抱かれるシーン、大好きです。 (2022年2月27日 17時) (
レス) @page25 id: dd84e47893 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - fyh333さん» わわわ！コメントありがとうございます！このお話も完結してはや半年......にも関わらず、こうして読んでいただいて本当に嬉しいです！これからもご期待に添えられるよう頑張りますね。ありがとうございました！ (2019年12月29日 21時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
fyh333(プロフ) - 泣きました最高でした！ (2019年12月29日 21時) (レス) id: db4f5022f9 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - cookyさん» わあ！ありがとうございます!完結してから日が経ったにも関わらず読んでいただいて、こんなに嬉しいコメントまで......ほんとに感謝です！私の伝えたかった思いを感じてくれて本当に嬉しいです。これからも頑張ります！ありがとうございました！ (2019年7月17日 0時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - 本当に感動しました涙 夢主の周りがいい人すぎてもう涙がとまらなかったです。5章もあったのにあっというまでとても寂しいですがこれからも作者さんの作品を期待しています！ﾌｧｲﾃｨﾝ!! (2019年7月17日 0時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2019年6月5日 20時
