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「大体ねぇ！君たちは隠すの下手すぎだよ！
もっと上手くやらないと！
若者は鈍いのか！？そうなのか！？」
「あら。そういう部長も昔事務の子と付き合ってましたよねぇ？」
「うっ……何故それを！？」
「みーんな知ってますけど？」
「うわぁぁぁ！」
初っ端から飛ばしすぎて、もう酔い潰れてる部長。
それをお局さんこと、我らがマダムに制される。
この二人、長い付き合いらしいけど熟年夫婦みたいで面白いんだよね。まあほんとに夫婦なんだけど。
私はというと、みんなが知っていたという事実にもう頭がいっぱいで。
片隅でお酒をちびちびと飲んでいる。
ナムジュンは何故か課長に捕まってるし。
ホソクも飲めないくせに飲んでダウンしてるし。
「隣、いいかな」
「ソンジェ君」
本当はソンジェ君も主役なはずなのに、私とナムジュンばかり祝われて。
彼には申し訳ないことばかりだ。
「ここ、僕たちの新人歓迎会をした場所なんだよ」
「……あ、ほんとだ」
さっきの違和感はこれか。
どうりで来たことがあると思った。
「この店を提案したのは僕なんだ」
「ソンジェ君が？」
「新人同士の顔合わせも、ここが初めてだっただろう？」
確かに。
ここは私たちの始まりの場所だ。
ナムジュンと出会ったのも、ここだった。
ホソクと再開した矢先に、ここで初めてナムジュンと話して。
素敵な人だと思った。たぶん、その時から惹かれてたんだと思う。
「……僕はここで、君に一目惚れしたんだ」
「……え」
「それからずっと、君が好きだった。
いつかはこの想いを伝えようと思ってたけど、気付いたら君の隣には僕よりも素敵な彼がいたから」
「ソンジェ君……」
「だけど、もういいんだ。
伝えることができたら、それで。
Aちゃんも、気にしないで。
また友達としてよろしくしてほしい」
「……うん。よろしくね」
じゃあ、と言って課長の所に行ってしまった。
知らなかったな。
ソンジェ君がずっと私を想っていてくれたなんて。
私はソンジェ君の優しさに、気付かなかった。
あの日の告白は、彼の最後の抵抗だったのかもしれない。
「……ありがとう。ソンジェ君」
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閔(プロフ) - ナノカさん» ナノカちゃん！ありがとう(*´∀｀*) ナムさんって愛の言葉はかっこよく言うと思うんです...だから最後は私の好きを詰め込みましたが、結果オーライですね！私もあんな彼氏ほしい...ただただ好き... 次のお話もキュンキュンしてもらえるように頑張ります！ありがとうね！ (2020年5月24日 20時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - シンさん» いえ！こちらこそコメントありがとうございます！(*´∀｀*) 不器用だけど、それ以上に彼女への愛が溢れるナムさん...かっこいいですよね（ ; ; ） 私もキュンキュンしました笑 次のお話もよろしくお願いします！ありがとうございました！ (2020年5月24日 20時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - あがしおんさん» わぁ！あがしおんさん！ありがとうございます(*´∀｀*) 後半はとにかくかっこいいナムさんを書こうと頑張ってました笑 あがしおんさんの癒しになっていたならとても嬉しいです！今後のシリーズもよろしくお願いします！ありがとうございました！ (2020年5月24日 20時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - 閔ちゃん完結おめでとう！不器用なのにさらりと愛を囁いちゃうずるいナムジュンにキュンキュンしながら読んだ（ ; ; ）はあんあんな彼氏ほしい…と心で悶絶してます（笑） (2020年5月24日 19時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 閔さん» お返事ありがとうございますそして完結おめでとうございます！！！！不器用なのにさらっとかっこいいこと言えちゃうナムさん大好きです！もう最後キュンキュンが止まりませんでした！素晴らしい作品をありがとうございました！これからも頑張ってください！ (2020年5月24日 11時) (レス) id: 77e8e0a85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2020年4月11日 16時
