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「うっ……恥ずかしかった……」
「久しぶりに一緒に入って、疲れも取れたよ」
ニコニコと満面の笑みを浮かべるナムジュン。
……そうですね。貴方が満足したならそれでいいです。
「ところで、ナムジュン」
「ん？」
「どうして、コンタクト作らないの？」
コンタクトの方が楽なはず。
確かに、不器用だから付けるのも一苦労かもしれないけど、出来ないなら私が付けてあげるのに。
それに、ナムジュンは予備の眼鏡すらも持っていない。
今までも気になってたけど、ちゃんと聞いたのは初めてだ。
「あぁ、それは……うん。まあ、理由はあるのはあるんだけど」
「えぇ。教えてよ」
「……本当に？本当に知りたい？」
「え、あ、うん」
少し考え込む素振りをして。
それからゆっくりと私の隣に腰掛けた。
そしてそのまま、私の手を取って引き寄せる。
鼻先がつんと触れて。びっくりするくらい近くに彼の顔がある。
普段眼鏡をかけていたら絶対に近づくことのできない距離。
「……こうしないと、Aの顔がはっきり見えないだろう？」
「……うん」
「コンタクトだったらこんなに近付くことはないし、予備の眼鏡を持っていてもそれは同じ。
何も見えないから、Aとここまで近付けるんだよ」
「そう、だね」
「俺はもっとAと一緒にいたい。
もっと近くでAを見つめていたいんだ」
私と彼では、見えている世界が違う。
彼にとって一番よく見えるのは、この距離で。
でもそれは眼鏡やコンタクトがあっては成り立たない。
見えている世界と見えていない世界が、
彼にとってはこんなにも意味の違うものになる。
それなら、私は。
「……じゃあ、もっと近くで感じてよ。
ナムジュンが一番よく見えるところで、私を見て」
彼の首に手を回せば、そのまま唇が重なった。
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閔(プロフ) - ナノカさん» ナノカちゃん！ありがとう(*´∀｀*) ナムさんって愛の言葉はかっこよく言うと思うんです...だから最後は私の好きを詰め込みましたが、結果オーライですね！私もあんな彼氏ほしい...ただただ好き... 次のお話もキュンキュンしてもらえるように頑張ります！ありがとうね！ (2020年5月24日 20時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - シンさん» いえ！こちらこそコメントありがとうございます！(*´∀｀*) 不器用だけど、それ以上に彼女への愛が溢れるナムさん...かっこいいですよね（ ; ; ） 私もキュンキュンしました笑 次のお話もよろしくお願いします！ありがとうございました！ (2020年5月24日 20時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - あがしおんさん» わぁ！あがしおんさん！ありがとうございます(*´∀｀*) 後半はとにかくかっこいいナムさんを書こうと頑張ってました笑 あがしおんさんの癒しになっていたならとても嬉しいです！今後のシリーズもよろしくお願いします！ありがとうございました！ (2020年5月24日 20時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - 閔ちゃん完結おめでとう！不器用なのにさらりと愛を囁いちゃうずるいナムジュンにキュンキュンしながら読んだ（ ; ; ）はあんあんな彼氏ほしい…と心で悶絶してます（笑） (2020年5月24日 19時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 閔さん» お返事ありがとうございますそして完結おめでとうございます！！！！不器用なのにさらっとかっこいいこと言えちゃうナムさん大好きです！もう最後キュンキュンが止まりませんでした！素晴らしい作品をありがとうございました！これからも頑張ってください！ (2020年5月24日 11時) (レス) id: 77e8e0a85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2020年4月11日 16時
