5話 ページ5
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙと携帯の着信音が鳴った｡
「もしもし」
出ると聞き慣れた声がした｡
「よ!元気?」
「…お兄様」
「おいおい､俺が母さんとか居る前で堂々とお前に電話出来ると思ってんの?」
「思って無いに決まってるじゃないっすか､このチキン｡ヘタレ」
「うっ痛いとこ突くなぁ｡事実だけど」
私が語気を強くして言うと､兄に少なからず､ダメージを与えたらしい｡
「で､何の用っすか?"兄さん"」
「いや､暇だから可愛い妹と世間話でもしようかと｡父さんと母さん､心配してたぞAの事」
「笑えないっすよ?そのジョーク｡大方､自分たちの仕事が私に来てないかの心配でしょ?それなら心配いらないっすよ｡生憎､お母様からの嫌がらせで割と多忙なんで」
「正〜解｡てか､母さんまだそんな事やってんの?怖〜」
「そう思うなら､何とか言ってやって下さいよ」
「え?無理無理｡母さん怖いもん」
「…相変わらずのヘタレっぷりですね」
「…そういえば､姉貴が会いたがってたぞ?」
「え!?本当?」
嬉しくて､つい声がワントーン上がった｡
「…お前ら､本当仲良いよな｡そして二人とも､俺に対する当たりが強い」
「嫌なら､尊敬されるような事すればいいんすよ｡姉さんみたいに､お母様からいびられてる私を庇ってくれる､とかね｡
てか､甘ったれるな｡嫌われて無いだけましと思え!」
「え〜無理｡俺､姉貴みたく強く無いもん｡で､お前は最近何か変わった事あった?」
「最近は…」
私はここ一ヶ月ぐらいの出来事を話した｡
「…変態
「自分でもそう思うっす｡ところで､そろそろ切っても良いっすか?」
「おう､また電話するわ｡じゃ」
「うん､バイバイ」
「ふぅ」
私が一息つくと､
「もう､話終わった?」
「みぎゃあ!」
隣からいきなり声がした｡
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紅紅李(くくり)(プロフ) - 。ちょこまろ。さん» コメントありがとうございます(^^)｡夢主ちゃんは､それだけヒソカが怖かった(性的な意味で)って事ですwww (2022年5月3日 10時) (
レス) id: a95bb3f93d (このIDを非表示/違反報告)
。ちょこまろ。 - 夢主ちゃんのヒソカに対するアタリが強くて笑いましたwww (2022年5月3日 9時) (レス) @page8 id: 1cb4a4c603 (このIDを非表示/違反報告)
紅紅李(くくり)(プロフ) - 【黒豹】@鬼 zm推しさん» ありがとうございます頑張ります!(^^) (2022年3月9日 13時) (レス) id: 611339ddb1 (このIDを非表示/違反報告)
【黒豹】@鬼 zm推し(プロフ) - 更新頑張って下さい!!(*´▽｀*)b (2022年3月8日 21時) (レス) id: 9147c4c152 (このIDを非表示/違反報告)
紅紅李(くくり)(プロフ) - チョコさん» ありがとうございます！もうめっちゃくちゃ嬉しいです(^-^)｡これからも頑張るのでこの作品と､ついでのついでで作者をよろしくお願いしますm(__)m (2022年2月16日 16時) (レス) id: f037107fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか@テスト死にそう | 作成日時：2021年9月3日 22時
