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第6話 ページ8

桜乃side




最初は勘違いかと思いました。
そんな視線を向けられるようなことを私はしていなかったので。

けれど、それが勘違いではないことを知ったのはその次の日です。




「もう、男子テニス部の方に来ないでくれるかな?」

「え……?」

「マネージャーがマネージャー業務に専念できないからって。あの子優しいから、君に直接言えないようでね。僕が代弁させてもらったんだ。

本来ならば絶対来るなって言いたいけど、竜崎先生のお孫さんだからそうともいかないだろうし、竜崎先生に何か用事がある以外は来ないでくれるかな」




淡々と言う不二先輩からはいつもの柔らかな雰囲気はなく、私をまるで突き刺すような視線を向け怖い印象を持った。

突然のことになんで?どうして?といった疑問しか浮かばなかった。





「私、マネージャーの虎谷先輩とは話したこともないのに……。朋ちゃん、私何かしちゃったのかなぁ……?」



虎谷 梅子先輩。
男子テニス部のマネージャー。綺麗な見た目と勉強も運動もできて性格もいいことから青学の高嶺の花と名高い先輩。

虎谷先輩と話した記憶もなければ、近くに寄った記憶もなかった。




「桜乃は虎谷先輩と関わりないものね。不思議。
まず虎谷先輩自体に関わってすらいないのだから何かしちゃったってことはないはずよ?
少し考えてみても桜乃より私の方が目立ってるはず、どうして桜乃だけをそう言うのかしら?」




考えても何も出てこなかったし、考えれば考えるほどよくないように考えてしまう。

壁打ちも、またまともにできなくなってしまって、壁を前に泣きそうになってたいました。



「膝伸びすぎ」



憧れの男の子がいつもみたいにぶっきらぼうにアドバイスをくれました。

不二先輩にあんなこと言われたから、男子テニス部の皆さんが私をあの視線を向けてくるんじゃないかって、思ってたから。


憧れの男の子だけは、リョーマくんだけは私のことあんな風に見ないんだって嬉しくなりました。

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設定タグ:テニプリ , 青学 , 竜崎桜乃   
作品ジャンル:アニメ
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バンビ(プロフ) - 猫好きさん» ありがとうございます。更新がゆっくりになってしまっていますが、続編をポチポチと作成していますのでそちらも続けて読んでいただけるように頑張らせて頂きます。 (2020年9月4日 0時) (レス) id: ff777945fb (このIDを非表示/違反報告)
猫好き(プロフ) - とても面白いです!続きが楽しみなので、これからも更新頑張ってください! (2020年9月3日 18時) (レス) id: 9581fd09d5 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - わんにゃんさん» ありがとうございます。中々更新できず申し訳ありません!!できるだけ早く更新できるよう頑張らせて頂きます。 (2020年7月2日 21時) (レス) id: ff777945fb (このIDを非表示/違反報告)
わんにゃん - とても面白くてこの作品大好きで応援しています!頑張ってください、楽しみにまってます!! (2020年6月30日 18時) (レス) id: 6ebda506cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バンビ | 作成日時:2020年1月2日 17時

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