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第3話 ページ5

主人公side




「助けてくださってありがとうございます!」



勢いよく降ろされた頭。三つ編みが宙を舞う。
いやぁ、かわいい。とてつもなく可愛いぞこの子。

真面目な子だな、こんな子が学校サボってほっつき歩いてるのは少し気になる。



「その制服、青学の中等部だろ?
君、真面目そうなのにさぼりとか?」

「え!?えぇと……」



ビクッと大きく肩を揺らし、斜め上を見る。
その挙動不審な姿に何かあったのか、と変に気になった。
助けて欲しそうな目をしてるっつっても話してくれそうな気はしないしなぁ。



「この時間じゃ家に帰れないとかは…」



ビクッと肩を揺らす姿にわかりやすいなぁと思いつつ、久々の可愛い子を見つけた自分にテンションが上がっていた。



「帰れないんだな、わっかりやっすいな!
んじゃ、俺とどっかで時間潰すか?君1人だとまたどっかで絡まれそうだし」

「え!?そんな、助けていただいてそこまでしていただくには」

「じゃあ、助けたお礼だと思って君の時間くれない?」



わたわたしてどうしようと焦るあの子は散々迷った末に小さい声でお願いしますと、頭を下げた。
そこまでの行動も何もかもが可愛らしくて胸がぎゅっと握られているかのような感覚に陥る。
これがあいつの言っていた恋ってやつか、遅い初恋が甘酸っぱいぜ。



「んじゃ、ちょっと移動するか」

「え?移動するんですか?」



きょとんとするあの子はくりくりした目で俺を見上げる。



「この辺りだと君の知り合いもいそうだし、さぼったことが噂になってもいいならその辺の公園でもいいだろうけどよ、流石にそれはまずいんじゃねぇの?」

「あ!そっか!」



天然っていうのか、考えが足らないところも可愛く見えて仕方ない。

バイクが停めてあるとこまで連れて行きヘルメットを被せる。バイクに跨げなさそうという俺の偏見によりあの子を抱き上げ乗せてやる。恥ずかしそうな声を出すところも可愛い。全てが可愛い。



「しっかり掴まってろよ」

「は、はいぃ!」



さて、どこへ行こうか。
そういえば、バイクの後ろに乗せた女の子ってあいつ以外初めてなんじゃないかなと上機嫌になりながら走らせた。

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設定タグ:テニプリ , 青学 , 竜崎桜乃   
作品ジャンル:アニメ
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バンビ(プロフ) - 猫好きさん» ありがとうございます。更新がゆっくりになってしまっていますが、続編をポチポチと作成していますのでそちらも続けて読んでいただけるように頑張らせて頂きます。 (2020年9月4日 0時) (レス) id: ff777945fb (このIDを非表示/違反報告)
猫好き(プロフ) - とても面白いです!続きが楽しみなので、これからも更新頑張ってください! (2020年9月3日 18時) (レス) id: 9581fd09d5 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - わんにゃんさん» ありがとうございます。中々更新できず申し訳ありません!!できるだけ早く更新できるよう頑張らせて頂きます。 (2020年7月2日 21時) (レス) id: ff777945fb (このIDを非表示/違反報告)
わんにゃん - とても面白くてこの作品大好きで応援しています!頑張ってください、楽しみにまってます!! (2020年6月30日 18時) (レス) id: 6ebda506cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バンビ | 作成日時:2020年1月2日 17時

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