197. 医務室を脱走 ページ47
こんなに弱々しく自信がなさそうなドラコは久しぶりに見た気がする
『私が今大好きなのはドラコだよ？いつもみたいに自信持ってよ笑』
ﾄﾞﾗ「……ヤキモチぐらい妬くだろ」
私はドラコの手を取り、自分のほっぺに当てた
『ドラコの手って落ち着くんだよ、この人ならきっと大丈夫、守ってくれるって思えるの！……それでもまだ、自分に自信ない、？』
ドラコは悲しそうな顔から、いつもみたいな少し意地悪な笑みを浮かべ、私のほっぺを撫でた
ﾄﾞﾗ「お前は本当に自慢の彼女だよ笑」
『本当！？やったぁ！』
ﾄﾞﾗ「……ポッター達に会いに行くか、？」
『え？いいの？……さっき、寝てろって、』
ﾄﾞﾗ「僕がついて行く、少しでも体に異変があったらすぐ医務室戻るからな」
『マダム・ポンフリーに怒られないかな、』
ﾄﾞﾗ「……ポッターに何か伝えなきゃいけないことがあるんだろ、行くぞ」
ドラコはやっぱり何でもお見通しなんだな…
私がハリーに伝えなきゃいけないこと、代表から逃げれるのであれば今すぐにハリーを代表から外す、それが私の今年の最大の目標
ﾄﾞﾗ「立てるか？」
『うん！もう大丈夫！』
ﾄﾞﾗ「ほら、手握っとけ」
『……ありがと！』
私はドラコと手を繋ぎ、ハリーの元へ急いだ
『ハリー！』
ﾊｰ「A！目を覚ましたのね！」
ﾛﾝ「ハリーなら校長室に行っちゃったよ？」
『まじか、』
ﾊｰ「ハリーがトライウィザードトーナメントの代表として名前がゴブレットから出てきたの、」
ﾛﾝ「親友の僕達にくらい言ってくれればいいのにさ、酷い話だよな」
『……行かなきゃ、』
ﾊｰ「え？」
ﾛﾝ「マルフォイは何でAと一緒にいるんだ？」
ﾄﾞﾗ「Aの体が心配だから着いてきただけだ」
『ドラコ、校長室へ行こ！』
ﾄﾞﾗ「まだ歩くのか、？」
『私なら大丈夫！早く行こ！』
私とドラコは校長室へ向かう途中で代表の生徒達が校長室へ向かっている所に出くわした
『ハリー！』
ﾊﾘ「A！目を覚ましたんだ！」
『代表に選ばれたって聞いて、医務室から抜け出してきたの！』
ﾊﾘ「……マルフォイは、僕をバカにしに来たの、？」
ﾄﾞﾗ「僕はAの事が心配で着いてきただけだ、何回この説明させる気だお前たちは…」
『とにかく！この試合に出るのはやめて、ハリー自身のためにも、！』
ﾊﾘ「僕だって出たくないよ、ダンブルドアがどういう判断をするのかだけど、」
『そうだけど、』
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作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2022年1月15日 5時
