限界ヲタクが転生しました。【4】 (ページ45)

今日:27 hit、昨日:2 hit、合計:42,928 hit

195. ごめんねページ45

私は真っ暗なホグワーツを1人で歩いていた

『明日は木曜日、名前を入れるとしたら今日、』

もう消灯時間を過ぎているため、今歩き回っている生徒は恐らく私のみ

私は炎のゴブレットが置いてある部屋を覗いたが、まだ誰も来てないみたいだ

『誰か来るまでここで座ってよ、』

あれから私はヒビキと関わる事はなかった、それと同時にドラコとも話せていない

『ドラコ、何かあったのかな…』

ドラコと話せてはいないけど、私は彼のヲタクなので影から毎日見てたんですけどね

『はぁ、眠、』

どれくらい時間が経っただろうか、とても眠い

その時、後ろから誰かの足音がした、コツコツと足音が近づいてくる

『行くしかない、！』

私は物陰から身を乗り出して、足音のする方へ杖を構えた、勝てるはずもない相手なのは分かっているけど、何かしら出来ることがあるかもしれない

『……きゃ、！』

眩しい光と同時に、私の視界は真っ暗になり、意識が遠のいて行く

やっぱり、私の力じゃハリーを守るのは無理だったな、ごめんねハリー、

私が倒れているのが見つかったのは次の日の早朝だったらしい