限界ヲタクが転生しました。【3】 (ページ20)

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120. 止まった列車ページ20

ﾄﾞﾗ「あれから体調崩したりしたか？」

『ん？あー、してなかったかも』

ﾄﾞﾗ「そうか、なら良かった」

『これからの目標は元気に過ごすだからさ！』

ﾄﾞﾗ「達成できるのか？笑」

『もちろん！』

ﾄﾞﾗ「そりゃ見物だな」

ｸﾗ「2人とも仲良いよなぁ…」

ｺﾞｲ「Aはポッター達と仲がいいと思ってたけど、ドラコとも結構一緒にいるよな」

『そ、そうかな、？』

ｸﾗ「Aと仲良くなりたいって生徒は沢山いるのにさ、いつも一緒にいるのはポッター達3人とドラコぐらいだもんな」

『あの3人は同じ寮だから尚更ね、ドラコは親同士が仲良いからじゃないかな』

ｺﾞｲ「あぁ、ドラコから聞いたよ！だからドラコの誕生日パーティーで会えると思ったのに来なかったからさ」

『体調崩しちゃったんだよね、皆来てるってドラコから聞いたから本当は行きたかったよ』

ﾄﾞﾗ「また来年来ればいいだろ」

『もちろん来年は参加したいよ！』

ﾄﾞﾗ「その時はまたパートナーに選ぶからな」

『……鬼畜め』

ドラコと踊るのは嫌いじゃないけど、あんなに大勢の前で踊るのが私は苦手なのだ

『そういえば、今年は誰と踊ったの？』

ﾄﾞﾗ「誰とも踊ってない」

『え？』

ｸﾗ「さっきから踊るって何の話だ？」

『ドラコの誕生日パーティーでは、最後に皆で踊るんだよ？今年は無かったの？』

ｸﾗ「そんなのあったか？」

ｺﾞｲ「俺たちがいた時はなかったよな」

ﾄﾞﾗ「今年はパートナーが見つからなかったからやらなかった、ただそれだけだ」

『見つけてたら、踊ってたんだ……』

ドラコが他の女の子とダンス踊るとか、正直ムカつく。あの時みたいにキラキラ笑顔振りまかれたら好きにならない子なんていないもん

その時、突然列車が止まった

車内の温度が冷たくなり、嫌な雰囲気が漂っている。なんだろう、すごく気持ちが悪い。

『なにかあったのかな、』

ｸﾗ「何か寒くないか？」

ｺﾞｲ「嫌な感じだ、」

すると扉から黒い影が見えた

『ディメンターだ…』

ﾄﾞﾗ「ディメンター、？」

『…シリウス・ブラックを探してるだけ、私達に危害は及ぼさないはずだから、じっとしてて』

ｸﾗ「なんだあいつ、気持ち悪いなぁ、」

『嫌なら見なければいいじゃん』

ｸﾗ「怖くて目が離せないよ…」

私はディメンターの姿を知ってるので正直何も怖くはなかったが、確かにあれは気持ち悪い

少し時間が経ち、ディメンター達はどこかへ行った