113. ピザの配達 ページ13
ｻﾝ「A！会いたかったわ！」
ｱｳﾞ「家に帰れなくてごめんな、！」
2人は帰ってくるなり私に思い切り抱きついてきた
『おかえり、お仕事お疲れ様！』
ｱｳﾞ「Aも体は大丈夫だったか？どこか悪くなったりしてないか、？」
『うん、1人じゃなかったから』
ｻﾝ「そうね、ドラコにお礼を言わなきゃね」
ﾄﾞﾗ「僕はほとんど何もしてないですよ」
ｱｳﾞ「ドラコが居てくれるって連絡が来て安心したよ、Aが1人の時に何かあったらと思うと、」
ﾄﾞﾗ「むしろずっと元気でしたよ」
ｻﾝ「そうみたいね、2人とも出掛けてたの？」
『うん、私の我儘をドラコが聞いてくれたの、』
ｻﾝ「Aが外を歩けるくらい回復したなら、私達は嬉しいわ」
ｱｳﾞ「そうだな、すっかり回復したみたいだ」
玄関の呼び鈴が再びなり、ドアを開けるとピザの配達が届いた
ｻﾝ「A、5枚で足りるの？」
『ドラコが調子に乗って何枚も頼むなって』
ﾄﾞﾗ「朝トーストで苦しんでたのはどこの誰だ」
『美味しかったからトーストで死ねるなら本望』
ﾄﾞﾗ「トーストで死ぬ奴があるか」
私たちの会話を聞いてた2人が、クスクスと笑っている、何かおかしい事を言っただろうか
『どうしたの？』
ｻﾝ「2人は仲良しね笑」
ｱｳﾞ「あぁ、いつからそんなに仲がいいんだ？笑」
『そんな事ないよ、』
ｻﾝ「あら、私はドラコが息子になるのは大賛成よ」
『そんな関係じゃないから』
ｱｳﾞ「そ、そうだぞ！結婚なんてまだ早いからな」
ｻﾝ「まったく、Aにもそろそろ運命の相手が現れるのよ？娘離れを早くしなきゃね」
『運命の相手…』
ドラコはあんな事私にしたけど、彼の運命の相手は私じゃないんだろうなってまだ思う自分がいる
ﾄﾞﾗ「A、ピザ冷めるぞ」
『え！それはダメ！』
ｱｳﾞ「私達は外で済ましてきたから、A達2人で食べなさい」
『分かった〜』
ｻﾝ「せっかくだから、部屋で2人で食べてきなさい、ドラコは今日帰っちゃうんだからね♪」
ママはさっきまでの私たちのやり取りを聞いていたのかと思ってしまうほど、私達の恋愛成就を願っているみたいだ
『ドラコ、部屋行くよ』
ﾄﾞﾗ「ピザ5枚も持って階段登れるのか」
『もちろん』
ﾄﾞﾗ「……はぁ、貸せ」
こうやって優しくしてくれるのは、私の事が恋愛感情で好きだからなの？
え、ドラコって私の事好きなの、？
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作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2021年12月28日 12時
