64. プラチナブロンドの男子生徒 ページ14
『ドラコ、皆見てたけどいいの、?』
ドラ「怪我人は黙ってついて来い」
『いや、あの、……目眩が…』
私は医務室へ行く途中の廊下で倒れてしまった。思った以上に頭に響いてたみたいだ。
ドラコの手、大きかったなぁ。力も強かったなぁ。
この前まで声変わりもしてないような可愛いドラコだったのに、いつの間にハリー達よりも大きくなったんだよ、尊すぎるよ、
『あれ、私、何でここに、?』
マダ「起きたんですね、また倒れたって聞いたから驚きましたよ。」
『すみません、頭打っちゃって…』
マダ「ここまで運んでくれた男子生徒に感謝してくださいね」
『誰がここまで運んでくれたんですか、?』
マダ「プラチナブロンドの髪で、スリザリンの生徒ですよ」
ドラコだ。そう言えば教室で頭をぶつけた後、ハリー達に医務室に行けって言われて、それで、ドラコが教室から私を引っ張り出したんだっけ。
ドラコに腕引っ張られた、ちょっとたくましくなったドラコの背中…かっこよかった…
やっと、小さい時のマルフォイに慣れてきたと思ってたのに、まだカッコよくなるのかあの子は!
私はこの後、マダム・ポンフリーから授業に戻っても大丈夫だと許可が出たので、次の授業へと向かった。氷が沢山入った袋を持たされたまま。
62人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キクラゲ | 作成日時:2021年12月24日 1時