51. マルフォイ邸 ページ1
ｱｳﾞ「A、口が開いてるぞ笑」
『あ、ごめんなさい、！』
私はマルフォイ邸のあまりの大きさに口が開きっぱなしだった。こんなに大きな家今まで入った事がないからだ。
父、アヴニールが呼び鈴を鳴らした
すると玄関の大きな扉が開き、そこにはルシウス・マルフォイが1人立っていた
ﾙｼ「待っていたぞ、アヴニール」
ｱｳﾞ「ルシウス！久しぶりだなぁ！」
ﾙｼ「去年は1度も顔を合わせられなかったからな、私が広間まで案内しよう」
ｱｳﾞ「あ、その前に娘を紹介するよ。もう名前は知ってると思うがな」
『…娘のA・クラルスです。いつも父がお世話になっております。今日はお招き頂きとても光栄です！』
ﾙｼ「これはこれは、随分と礼儀がなっているお嬢さんだ。ルシウス・マルフォイです、私もお会いできて嬉しいよ」
ｱｳﾞ「私も早くドラコに会いたいものだよ！2年ぶりに会えるからなぁ！」
ﾙｼ「さぁ、3人ともこちらへ」
私達はルシウスに連れられ、屋敷の奥の方にある大広間へ案内された。
ﾙｼ「ドラコ、こちらへ来なさい」
ｱｳﾞ「おぉ！ドラコ！久しぶりだなぁ、こんなに大きくなって、元気にしてたか？」
ﾄﾞﾗ「もちろんです。クラルスさん」
パパとマルフォイってそんなに仲良かったんだ…
てか、スーツ着てるマルフォイカッコよすぎて今にも鼻血出して倒れそう…ホグワーツの制服でさえあんなにカッコよかったのに、ここに来てスーツは反則だって！！！！！！
ｻﾝ「Aとも仲良くしてくれてるんでしょ？ありがとうね、ドラコ」
ﾄﾞﾗ「いえ、感謝されるような事は何も、」
ｱｳﾞ「ドラコに誕生日プレゼントを買ってきたぞ！私からは腕時計だ、大切に使ってくれ」
ｻﾝ「私からは毎年恒例の、枯れない花よ。ちゃんとお部屋に飾ってね」
ﾄﾞﾗ「ありがとうございます、大切にします」
ｻﾝ「A？あなたもプレゼント用意したんだから、ドラコに渡しなさい？」
ｱｳﾞ「どうした？そんな所に隠れて」
私は広間の入口から動けないでいた
そりゃ推しのスーツ姿を前にズカズカと歩けるわけもないく、顔だけを覗かせこっそりと3人の会話を聞いていたのだ
『あ、後でちゃんと渡します……』
ｱｳﾞ「どうしたんだいきなり、」
ｻﾝ「ごめんね、ドラコ。あの子人見知りしない子なんだけどね…」
ﾄﾞﾗ「……僕の前ではいつもあんな感じですよ笑」
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作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2021年12月24日 1時
