検索窓
今日:9 hit、昨日:16 hit、合計:83,515 hit

45. 1週間 ページ45

アヴ「確かにルシウスの家系は純血主義だよ。でも、Aはとても優秀な魔法使いだ。たとえこの世界の人間じゃなくても、Aは私達クラルス家の娘だよ」

サン「同じ血は流れていなくても、あなたは私達の娘、A・クラルスなのよ、?それに、この手紙見て」


サンから渡された手紙の最後には、アヴニール・クラルス、サン・クラルス、そしてA・クラルスと宛名に書いてあった。


『これって、』

サン「あなたは自分の事を否定しすぎよ?こうして、周りの人間もあなたをちゃんと受け入れてくれてるのよ?」

アヴ「Aは私たちの自慢の娘だ」

『……うん、ありがとう』

サン「泣いたらあなたの綺麗な顔が台無しよ?笑」


そう言いながらママは私の涙を拭ってくれた。


サン「アヴニール、パーティーはいつやるの?」

アヴ「1週間後だよ」

サン「じゃあ、明日Aにピッタリのドレス、買いに行きましょうか!」

アヴ「そうだな!それがいい!…私は仕事で行けないが、2人で可愛いドレス買ってきなさい」

『うん、!』


1週間後、マルフォイの家にお邪魔する事になった
推しの家に行けるという世界線、存在したんだ、

私は自分の部屋に戻り、荷物を整理していた

ルシウス・マルフォイ、ヴォルデモートの手下死喰い人の1人だ。そんな人と顔を合わせる事になる。

ハリー達には申し訳ないけど、パパがルシウスと仲が良い限り、私はマルフォイ家と繋がりを持つ事になってしまうだろう。

マルフォイ邸は私の家から車で5分程の位置にあるらしく、2人は毎年マルフォイの誕生日を祝いに遊びに行っているみたいだ

去年はアヴニールの仕事が忙しく、誕生日パーティーに参加が出来なかったから、お互い2年ぶりの再会だと喜んでいた。

2人はルシウス・マルフォイが死喰い人であることを知っているのだろうか。

でも、私の口から言っても信じてはもらえないだろう。今の私に出来ることは、2人を死喰い人であるルシウスから守る事だ。

パパの友達であろうと、ヴォルデモートの手下だ。いつ2人に危害を加えるか分からない。





って、そんな事考えている場合じゃない

マルフォイの家に行ける、行ける?行ける!?頭が未だに混乱している。

マルフォイの、推しのお家に言って、誕生日を祝う!そんなご褒美貰っていいのか!?私なんかが!!!!

今日話しかけられなかったし、顔も見れなかったから、そのおかげ?なのかな…


『1週間…きっとあっという間だよね…』

46. ドレス選び→←44. クラルス家の朝



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
138人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レンキ - 面白いです! (2022年1月20日 6時) (レス) @page5 id: cd8884a0d3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キクラゲ | 作成日時:2021年12月20日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。