限界ヲタクが転生しました。 (ページ27)

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27. モヤモヤ・Doraco ページ27

ﾊﾟﾝ「おはようドラコ！……どうしたの？」

ｸﾗ「最近ずっと静かだよな」

最近Aが話しかけてきてくれる
でも、一言声をかけられてどこかへ行ってしまう

僕はもっと話したいのに
いつも逃げられる、あの日話をしたのは夢なのか？
とりあえず大広間に行けばまた会えるかもしれない

ﾊﾟﾝ「ちょっとドラコ、どこ行くの？」

ﾄﾞﾗ「どこでもいいだろ」

ｸﾗ「ちょっと待ってくれよ！」

ｺﾞｲ「腹でも痛いのか？」

ﾄﾞﾗ「…1人で大丈夫だ、誰も付いてくるな」

僕はスリザリンの談話室を出た
少し歩くとどこかから聞き覚えのある声がした

ﾄﾞﾗ「おい、ノット」

ﾉｯﾄ「…やぁ、ドラコ」

ﾄﾞﾗ「こんな所で何して………っ！」

ノットの影で見えなかったが、ノットと話していたのはAだった。

ﾄﾞﾗ「お前達、いつの間に仲良くなったんだ？」

『…えっ、別に仲良くなんか、！』

ﾉｯﾄ「俺から話しかけたんだ、こんなに可愛い子なのに話しかけない方が勿体ないだろ？」

ノットはAの肩に腕を乗せた
僕とはまともに話せもしないのに、なんで、

ﾄﾞﾗ「随分と仲が良いみたいだな」

『だから、そんな仲じゃ、』

ﾉｯﾄ「なんだ？嫉妬でもしたか？」

ﾄﾞﾗ「…そんなのする訳ないだろ」

嘘だ、今の感情に1番近いのが"嫉妬"だろう。

ﾄﾞﾗ「…A、少し話がしたい」

『あ、ごめん、今は校長室に行く途中だったの、だからまた今度でも大丈夫、？』

ﾄﾞﾗ「今、話がしたい」

ﾉｯﾄ「校長室までは少し距離がある、2人で話しながら行けばいいじゃないか」

『あ、そっか。そうだね！』

ナイスだ、ノット