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時の流れはあっという間に過ぎて
出所した
そこまでは良かった
「まさか、…いねぇよな。」
「兄ちゃんまだ探してんの？Aちゃんの事」
「確かにいい女だったよな〜。気が強いけどどこか儚げな感じ。俺結構タイプ」
「趣味悪…」
なんて笑って誤魔化すけども俺と好みが同じ。
血は争えないンだなって実感してしまった。
思い返せばアイツの事ばかり考えて終わった年少生活
泣いてないかな、毎日墓参りに行ってんのかな
元気にしてるかな。また、煙草吸ってんのかな
アイツの事だから大将の事で泣いてても俺らのことで泣いてたりはしないんだろうな
本当にアイツは助けてが言えない不器用な奴だったな。
もしかしてあの時の期待してる、は、助けてだったのか
「悪い竜胆…蘭ちゃん、相当お熱みたい」
「見りゃ分かるよず〜っと目で追い掛けてたもん」
そんなに追い掛けてたのか
そりゃそうだよな…コロコロ変わる表情を見てき……
一瞬誰か分からなかった。
髪の毛を切って知らない人の振りをしてるから
思わず手を掴んで引き止める
『やめろ、触んな…』
その声は間違える訳ないんだ
林檎みたいに熟れた頬
大将みたいなツーブロ刈り上げ
猫かぶりの面影もないくらい
「会いたかった」
竜胆もいるのにようやく捕まえた女を抱き締める
『私は！私は…』
『会いたくなかった』
俺の腕の中からすり抜けて逃げるように駆け出した
「あーあ、兄ちゃん逃げられてやんの」
一部始終を見てた竜胆は笑い出した
「竜胆、これ持ってて」
荷物を無理矢理渡して女を追い掛けた
俺らしくないけど汗だくになって女を追い掛ける
「病院…」
背中を追い掛けたら大きな病院に逃げたアイツを見て1度立ち止まる
そして
「今来た女とも患者とも知り合いなんだけど病室は？」
受付の女は顔を赤らめながら教えてくれた。
「あ、あの…連絡先でも」
「今急いでんだよ。ブス」
遅れて病室に入ろうとすると
『どうしよう鶴蝶…灰谷蘭に会っちゃった』
俺の事を話すAが居た
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あいうえお(プロフ) - 一気読みしました何かもう作者様の書き方がうますぎて…見るのがすごい楽しかったです！！ (2021年8月17日 8時) (
レス) id: ace2dffc29 (このIDを非表示/違反報告)
煽。(プロフ) - Gonさん» 分りまする…拙者もツンデレ大好きでござる…性癖とは素晴しいのぉ( (2021年8月12日 18時) (レス) id: 3e2f3e976b (このIDを非表示/違反報告)
Gon(プロフ) - 煽。さん» 実は隠してた感情が…的なの性癖でして…(笑)拙者ツンデレ大好き人間でござる (2021年8月12日 17時) (レス) id: 5291ce1c35 (このIDを非表示/違反報告)
煽。(プロフ) - Gonさん» 好きです！(クソデカボイス)流石ですね(誰おま) (2021年8月12日 15時) (レス) id: 3e2f3e976b (このIDを非表示/違反報告)
Gon(プロフ) - 煽。さん» (無理な気がしてきたGON)いかがでしょうか？！ (2021年8月12日 12時) (レス) id: 5291ce1c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GON | 作成日時：2021年8月9日 6時
