やめてよして触らないで【東京卍リベンジャーズ】

▽ ページ18

「ガキの癖に、いい財布持ってんじゃん♡」


深夜のパシリの時、

会計が終わりコンビニを出ようとすると声を掛けられる


フードを深く被った蘭様達より背の高い男の人は手首を掴んでくる



『え、ちょッ、…やだ』

「ひゃはッ♡いいね〜その感じ♡よく見たら顔も悪くない」

ガっと抱え込まれ彼は私を担いでバイクに乗って走り出す


怖い怖い…！落ちる！


変に動いたら落ちてしまいそう。


助けて…誰か


なんでこういう時に限って全員非番だなんて！一生恨んでやる！！

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「遅い…！いくらなんでも遅くね？ポチ。ッたく、どこで道草食ってんだ」


「やっぱアイツ1人で買い物行かせるのやめろよな。変な匂いプンプン付けて帰って来るのも腹立たしいし。ァ゛〜…足りねぇな！」


「…アイツ、1人じゃねぇな」


ココがパソコンを見ながらポツリ、


「GPSが尋常じゃないくらい早いスピードで走ってやがる」



となると、


「「「誘拐？」」」


「まさかな〜いい歳こいたあんなまな板女、」


「けど、顔は可愛いンだよな…」



その言葉で幹部が立ち上がった


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『財布…返してください！』

誰もいない倉庫。背の高い彼が腕を伸ばせば全く届かない位置で財布が揺れる



私のじゃなくて蘭様のなので…！私が殺されてしまうので…！！！

ドスの効いた声でポチ呼ばわりが1番怖いの…

跳ねても飛んでも効果が無い。


だが一瞬彼が怯む


「…あん？おいおい聞いてねぇぞお嬢さん。」


『な、何言って…うわぁぁぁ？！』

いきなり車が倉庫に突っ込んでくる

「あーあ、俺死んだな」

黒塗り高級車。あの人らだ


「久しぶりだなァ半間。10数年ぶりだな？」


え、知り合い？

「俺らの犬誘拐とはいい度胸だなァ？」



『わ、私は大丈夫ですので！あの人は』

「ポチ、黙れ」


九井様に言われしゅん、と大人しくするしかない。、



「…まァ今日のとこは昔のよしみとして許してやるよ。だけど次はねェからな。」



半間？さんは何とか許してもらえ少し安心、



「またなァ♡ポチ♡」

フードを被って懲りもせず声を掛けてくる彼はメンタルが絶対鋼だ。

「テメェ本当にぶっ殺されたくなかった今すぐ失せろ。」


ブチ切れ三途様を宥めているとほぼ強制的に車に詰め込まれる。



しばらくの間1人での外出は禁止された



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半間君なら誘拐されたい。どうもGONです。

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